CM露出タレントランキングから解説!注目タレントと広告起用のコツ

CMやWeb広告でタレントを起用したいと思っても、「今はどんな人が注目されているのか」「自社の商品やブランドには誰が合うのか」と悩む担当者の方は多いのではないでしょうか。
その参考になるのが、ビデオリサーチが発表している「テレビCM露出タレントランキング」です。
2026年3月のランキングでは、幅広い世代から認知されているタレントが上位にランクインしました。
また、急上昇部門を見ると、前月から露出を伸ばしているタレントもわかるため、今後のキャスティング候補を考えるうえでも役立ちます。
本記事では、2026年3月のCM露出タレントランキングをもとに、注目タレントの特徴や広告起用の傾向、キャスティングで確認しておきたいポイントを、キャスティング会社であるクロスアイの視点から解説します。
「タレント起用に興味はあるけれど、何から考えればよいかわからない」という方は、ぜひ参考にしてみてください。
CM露出タレントランキングとは

CM露出タレントランキングとは、テレビCMにどのタレントがどれだけ出演しているかをもとに発表されるランキングです。
ビデオリサーチが発表しているデータでは、テレビCMの露出状況をもとに、期間内に多く登場したタレントや、前月から露出が大きく増えたタレントを確認できます。
今回参考にする2026年3月度のランキングには、「トータル部門」と「急上昇部門」があります。トータル部門は、1か月間のCM露出秒数が多い順に並べたランキングです。一方、急上昇部門は、前月と比べてCM露出が大きく増えたタレントを示しています。
こうしたランキングを見ると、今どのタレントが多くの企業から起用されているのか、また広告業界で注目度が高まっている人物は誰なのかを把握できるでしょう。
「ランキング上位だから必ず自社に合う」とは限りませんが、キャスティング候補を考えるうえでの参考材料として活用できます。
【トータル部門】上位タレント

トータル部門では、2026年3月にテレビCMへの露出が多かったタレントが紹介されています。俳優やアスリート、アイドルなど幅広いジャンルの人物が上位に入り、企業がどのようなタレントを広告に起用しているのかを知る手がかりになります。
ここからは、上位にランクインしたタレントの特徴や、広告起用との相性を見ていきましょう。
1位:今田美桜さん
トータル部門で1位となった今田美桜さんは、保険、飲料、食品、IT、宝くじ関連など、幅広いジャンルのCMに出演しています。明るく親しみやすい雰囲気がありながら、清潔感や信頼感も伝わり、さまざまな企業から起用されているタレントです。
今田さんは、ドラマや映画で実績を重ね、映画『東京リベンジャーズ』では日本アカデミー賞の新人俳優賞を受賞。2025年度前期のNHK連続テレビ小説『あんぱん』ではヒロイン役にも選ばれ、俳優としての注目度もさらに高まっています。
広告起用の視点で見ると、今田さんの強みは、幅広い世代に受け入れられやすい好感度の高さです。食品や日用品のような身近な商材はもちろん、金融やサービス系など、安心感を伝えたい広告とも相性がよいでしょう。
ブランドの認知を広げたい場合や、明るく前向きな印象を届けたい場合に、候補に入りやすいタレントといえます。
2位:大谷翔平さん
トータル部門で2位となった大谷翔平さんは、スポーツ用品、医薬品、美容、自動車関連など、複数ジャンルのCMに出演しています。世界的な知名度を持つ野球選手でありながら、誠実さや努力家のイメージも強く、企業の信頼感を高める存在として起用されやすい存在です。
大谷さんの魅力は、グラウンドでの圧倒的な活躍だけではありません。家族や愛犬を大切にする温かい人柄、子どもや動物への支援に取り組む姿勢なども広く知られており、多くの人に親しみと好感を持たれています。アスリートとしての成績だけでなく、人としての信頼感が支持されている点も大きな強みです。
広告起用の視点で見ると、大谷さんは健康、スポーツ、美容、自動車、金融など、幅広い業種と相性がよいタレントといえます。ブランドに誠実さや前向きな印象を持たせたい場合、また国内外に向けて認知を広げたい場合にも、強い訴求力が期待できるでしょう。
3位:吉高由里子さん
トータル部門で3位となった吉高由里子さんは、金融、通信、医薬品など、信頼感が求められるジャンルのCMにも出演しています。自然体で親しみやすい雰囲気があり、生活者に近い印象を与えられるタレントです。
吉高さんは、デビュー20周年を迎えた日本を代表する俳優の一人です。明るいコメディからシリアスな作品まで幅広く演じ分ける表現力があり、2024年のNHK大河ドラマ『光る君へ』でも高い評価を受けました。飾らないキャラクターや、周囲を明るくする人柄も、多くの人に愛されている理由といえるでしょう。
広告起用の視点で見ると、吉高さんは「身近さ」と「安心感」を同時に伝えやすい点が強みです。金融や通信、医薬品のように信頼感が大切な商材はもちろん、日常に寄り添うサービスや生活用品の広告とも相性がよいでしょう。
堅くなりすぎず、自然な形でブランドへの好感を高めたい場合に起用しやすいタレントといえます。
その他の注目タレント
トータル部門では、鈴木亮平さんや河合優実さんなど、作品ごとに存在感を発揮している俳優もランクインしています。
鈴木亮平さん(@ryoheisuzuki_cityhunter)は、映画やドラマで幅広い役柄を演じ分けてきた実力派の俳優です。誠実で落ち着いた印象がありながら、作品によってまったく違う表情を見せられる表現力も持っています。広告起用の視点で見ると、信頼感や安心感を伝えたいCMはもちろん、力強さや説得力を出したいプロモーションとも相性がよいでしょう。
河合優実さんは、近年ドラマや映画で注目を集めている若手俳優です。自然体でありながら、見る人の印象に残る存在感があり、感度の高い若年層にも届きやすいタレントといえます。新しさや話題性を取り入れたい広告では、候補に入りやすい存在です。
このようにランキングを見ると、CM起用では、幅広い層に知られているタレントだけでなく、特定の層に強く届くタレントも注目されていることがわかります。認知拡大を狙うのか、ブランドの世界観を深く伝えたいのかによって、選ぶべきタレントは変わってきます。
【急上昇部門】注目タレント

急上昇部門では、前月と比べてCM露出が大きく増えたタレントが紹介されています。今田美桜さん、大谷翔平さんなど、トータル部門でも上位に入ったタレントが目立ちました。今まさに企業からの起用が増えている人物を把握できるため、これからのキャスティング候補を考えるうえでも参考になります。
ここからは、急上昇部門の中から、広告起用の観点でもとくに注目したいタレントを見ていきましょう。
宮川大輔さん
急上昇部門で4位にランクインした宮川大輔さんは、バラエティ番組を中心に高い知名度を持つタレントです。体を張った企画や、食事シーンで見せる素直なリアクションなどを通じて、明るく親しみやすい印象を持たれています。
CMでは、食品や生活用品、サービス系など、私たちの暮らしに身近な商材との相性がよいタレントといえます。宮川さんならではのリアクションや表情は、商品の魅力をわかりやすく伝え、視聴者の印象にも残りやすいでしょう。
広告起用の視点で見ると、宮川さんは、親近感や安心感を出したいCMに向いています。かしこまりすぎず、楽しい雰囲気で商品やサービスを届けたい場合に、候補に入ってくるタレントです。
遠藤航さん
急上昇部門で5位にランクインした遠藤航さんは、サッカー日本代表のキャプテンを務め、現在はイングランド・プレミアリーグでプレーしているサッカー選手です。海外の強豪クラブで活躍する実力に加え、日本代表を引っ張るリーダーシップもあり、スポーツ選手ならではの信頼感を持っています。
遠藤さんの強みは、力強さだけでなく、冷静な判断力や知的なプレースタイルにもあります。相手の動きを読む力や、試合を落ち着いて分析する姿勢は、「努力」「挑戦」「誠実さ」といったイメージにもつながるでしょう。家族を大切にする温かい人柄も、多くの人に親しみを持たれる理由のひとつです。
広告起用の視点で見ると、遠藤さんはスポーツや健康関連はもちろん、教育、金融、グローバル展開を意識した広告とも相性がよいタレントといえます。前向きな挑戦や信頼感を伝えたいプロモーションでは、候補として挙げられる存在です。
木村昴さん
急上昇部門で10位にランクインした木村昴さんは、国民的アニメのキャラクターを長く担当している声優として、高い知名度を持っています。近年では、人気アニメや音楽プロジェクトへの出演に加え、俳優やタレントとしても活躍の幅を広げています。
木村さんの魅力は、明るく親しみやすいキャラクターと、声を活かした高い表現力です。朝の子ども向け番組やバラエティ番組にも出演しており、ファミリー層や若年層にも届きやすいタレントといえます。声優としての印象だけでなく、本人の人柄やトーク力も広告起用の強みになるでしょう。
広告起用の視点で見ると、木村さんはアニメ・ゲーム関連はもちろん、食品、日用品、エンタメ系の広告とも相性がよい存在です。声やリズム感を活かした演出もでき、商品やサービスを明るく印象づけたいCMで候補に入るタレントといえます。
その他の注目タレント
急上昇部門では、青木柚さん(@yuzu_aoki_) が11位にランクインしています。青木さんは、映画やドラマで存在感を見せている若手俳優で、近年はファストフードや住宅関連などのCMにも出演しています。落ち着いた雰囲気と自然体の演技が印象的で、若年層はもちろん、生活者に近い空気感を出したい広告とも相性がよいタレントです。
また、急上昇部門には、若手俳優やアイドルなど、ファン層の熱量や新鮮さを活かせるタレントも多く見られます。すでに幅広く知られている人物だけでなく、これからさらに露出が増えそうな人物に注目することで、広告に新しい話題性を取り入れられるでしょう。
CM起用を考えるときは、ランキング上位の知名度だけでなく、「今どの層から注目されているのか」「今後どのように伸びそうか」まで見ておくと、より自社に合う候補者を選ぶことができます。
ランキングから見る起用の傾向

CM露出タレントランキングを見ると、今どのようなタレントが広告で起用されているのかが見えてきます。ランキングから見える起用の傾向は、下記のとおりです。
- ・知名度の高さが強みになる
- ・話題性も重視される
- ・ブランドとの相性が重要
それぞれ解説します。
知名度の高さが強みになる
CM露出が多いタレントに共通しているのは、すでに幅広い層から知られていることです。全国的に認知を広げたい場合や、新商品・新サービスの名前を短期間で覚えてもらいたい場合、知名度の高いタレントを起用するメリットは大きいでしょう。
とくに、テレビCMやWeb広告などで一気に接触機会を増やしたいときは、タレント本人の認知度が広告の印象づけにもつながります。「あの人が出ているCM」と覚えてもらいやすくなるため、ブランド名や商品名を広げるきっかけにもなります。
一方で、知名度の高いタレントほど、出演費用や契約条件は大きくなりやすい傾向があります。起用を検討するときは、予算だけでなく、使用媒体や契約期間、競合排除の有無まで含めて確認しておくことが大切です。
話題性も重視される
急上昇部門にランクインするタレントは、前月と比べてCM露出が増えているため、今まさに企業からの注目が高まっている人物とも考えられます。出演作品やSNSでの反響、メディア露出などをきっかけに、一気に広告起用が増えるケースもあります。
話題性のあるタレントを起用すると、CMそのものがニュースやSNSで取り上げられることも多いです。とくに、ファン層の熱量が高いタレントの場合、広告を公開した後の拡散や話題化にもつながりやすいでしょう。
ただし、話題性はタイミングによって効果が変わります。注目が高まっている時期に合わせて起用できれば、広告効果を一気に高められます。しかし企画内容やブランドとの相性が合っていないと、印象に残りにくいこともあるため注意が必要です。
ブランドとの相性が重要
タレントを起用するときは、知名度だけで選ばないことも大切です。どれだけ人気のあるタレントでも、ブランドの印象と合っていなければ、広告で伝えたいメッセージがぼやけてしまうことがあります。
たとえば、信頼感を伝えたいのか、親しみやすさを出したいのか、若年層に届けたいのかによって、相性のよいタレントは変わります。ランキング上位の人物をそのまま候補にするのではなく、自社のブランドイメージやターゲット層と照らし合わせて考えることが重要です。
また、タレントの魅力を活かすには、起用後の見せ方も欠かせません。CMの世界観やコピー、起用する媒体、SNSでの展開方法などによって、視聴者に残る印象は変わります。誰を起用するかだけでなく、どのように見せるかまで考えることで、広告全体の完成度も高めやすくなるでしょう。
ランキングは候補者を知るきっかけになりますが、実際のキャスティングでは、商材との相性、ターゲット層、出演条件、競合状況まで含めて判断することが大切です。
CMにどんな人を起用するのが効果的か、もっと詳しく知りたい方は「CMに起用する俳優の選び方|費用相場や注意点、流れも解説」をご覧ください。
CM起用で注意したいポイント

人気タレントのCM起用を検討するときに、注意したいポイントは次の2つです。
- ・費用と契約条件
- ・競合排除とスケジュール
それぞれ説明します。
費用と契約条件
CM出演料は、タレントの知名度や契約内容によって大きく変わります。テレビCMに出演するだけなのか、Web広告やSNS、LP、店頭POPなどにも展開するのかによって、必要な費用や確認すべき条件は変わってきます。
とくに注意したいのが、素材の使用範囲です。テレビCM用に撮影した素材を、後からWeb広告や店頭ツールにも使いたいと思っても、契約上そのまま使えないケースがあります。使用媒体や掲載期間、二次利用の有無は、事前に整理しておくことが大切です。
起用後に「この媒体では使えなかった」「追加費用が必要だった」とならないよう、どこまで使える契約なのかを早い段階で確認しておきましょう。
競合排除とスケジュール
タレントをCMに起用するとき、競合排除の条件も必ず確認しておきたいポイントです。すでに同業他社の広告に出演している場合、一定期間は同じジャンルのCMに出演できないケースがあります。自社の業種や商材が競合にあたるかどうかは、事前に確認しておくことが必要です。
また、人気タレントほど出演依頼が集中しやすく、撮影や契約のスケジュールを押さえるのが難しくなることもあります。希望する公開時期が決まっている場合は、候補者選定から交渉、契約、撮影まで逆算して進めることが大切です。
スムーズに進行するためには、最初から候補者を1人に絞りすぎないことも重要です。複数の候補を用意しておくことで、スケジュールや条件が合わなかった場合でも、進行が止まりにくくなります。
キャスティング会社に相談するメリット

タレントをCM起用したいと思ったとき、キャスティング会社に相談するメリットは以下の2つです。
- ・候補者を比較できる
- ・交渉や契約を任せられる
それぞれ説明します。
候補者を比較できる
キャスティング会社に相談するメリットのひとつは、目的に合わせて複数の候補者を比較できることです。認知を広げたいのか、信頼感を高めたいのか、若年層に届けたいのかによって、相性のよいタレントは変わります。
ランキング上位のタレントは注目度が高い一方で、必ずしもすべての商材に合うとは限りません。キャスティング会社に相談することで、知名度の高いタレントだけでなく、今後さらに伸びそうな若手俳優や、特定の層に強く届くタレントも含めて検討することができます。
複数の候補者を比較しながら考えることで、予算やターゲット、ブランドイメージに合う人物を選びやすくなるでしょう。
交渉や契約を任せられる
タレントを起用するときは、出演可否や費用だけでなく、使用できる媒体、契約期間、競合確認など、細かい条件を確認する必要があります。テレビCMだけでなく、Web広告やSNS、店頭POPなどにも展開する場合は、使用範囲の整理も欠かせません。
キャスティング会社に相談すれば、こうした条件確認や事務所とのやり取りをまとめて任せられます。芸能事務所との交渉に慣れていない企業でも、進行の流れを整理しながら進められるでしょう。
事前に条件を明確にしておくことで、「想定していた媒体で使えなかった」「追加費用が発生した」といった認識違いも防ぎやすくなります。安心してタレント起用を進めたい場合は、早い段階で相談しておくのがおすすめです。
CMにかかる費用や注意点についてもっと詳しく知りたい方は「CMの費用内訳とギャラ相場を解説|Webとテレビの違いも比較」をご覧ください。
CMタレントのキャスティングはクロスアイへ!

CM露出タレントランキングを見ると、今注目されている人物の傾向がつかめます。ただ、実際に自社の広告へ起用するとなると、「誰がブランドに合うのか」「費用はどれくらいか」「競合や契約条件は問題ないか」まで確認する必要があります。
クロスアイでは、芸能人、俳優、タレント、アスリート、インフルエンサーなど、幅広いジャンルのキャスティングに対応しています。
年間2,000件以上の提案実績があり、広告の目的や予算、ターゲットに合わせて候補者をご提案できる点が強みです。CMだけでなく、Web広告、イベント、SNS施策など、さまざまなプロモーションに合わせたキャスティングも相談できます。
また、候補者選定だけでなく、事務所との交渉、出演条件の確認、契約まわり、スケジュール調整まで一括で対応可能です。
「誰を起用すべきかわからない」「費用感を知りたい」「複数候補を比較したい」という段階でも問題ありません。相談料は無料ですので、まずはお気軽にご相談ください。
まとめ

2026年3月のCM露出タレントランキングでは、今田美桜さん、大谷翔平さん、吉高由里子さんなど、さまざまな世代に知られているタレントが上位に入りました。急上昇部門を見ると、前月から露出を伸ばしているタレントもわかるため、話題性のある候補者を探すときの参考にもなります。
タレントをCMに起用する際は、知名度だけで決めるのではなく、ブランドの雰囲気や届けたい相手、広告で伝えたい印象に合っているかを見ることが大切です。さらに、費用や契約条件、競合排除、スケジュールなども事前に確認しておくと、進行がスムーズになります。
「誰を起用すればよいかわからない」「費用感だけでも知りたい」という方は、キャスティング会社に相談しながら進めるのがおすすめです。
クロスアイでは、相談料無料で目的や予算に合わせた候補者提案から、交渉・契約まわりまでまとめてサポートしています。タレントの広告起用を検討している方は、ぜひ一度ご相談ください。