WEB広告にキャスティングすべきタレント以外の人材とは?
SNSやLPにタレントをキャスティングしてみたい!
でも、本当にタレントを使って効果が出るのかな..?
そんなお悩みに応えます。
商品プロモーションを担当するマーケティング職の人であれば、一度はSNS広告やリスティング広告へタレントの起用を考えたことがあるのではないでしょうか。
ただ、そういった広告へタレントを起用するときに抱く疑問が、
「タレントを起用したらどんな効果が出るの?」
というところ。
せっかく費用をかけて広告塔を起用する以上、きちんと効果を実感したいですよね。
今回は
・WEB広告やSNS広告にタレントを起用したときの効果は?
・タレント以外にWEB広告やSNS広告で起用すべき人材は?
・タレント以外の専門人材を起用するには?
の3点を掘り下げます。
記事の最後では、この記事を書いているキャスティングディレクターわかまつが直近で担当していた専門人材を使った施策の効果をちょっとだけお話しします。
それではいってみましょう!
WEB広告やSNS広告にタレントを起用したときの効果は?
まずは、WEB広告やSNS広告にタレントを起用したときに得られる効果を見ていきましょう。
広告に権威性をプラスする
タレントを起用することによって広告に「権威性」をプラスすることが可能です。
まだ世に出て間もない新商品は、消費者へ浸透するまでなかなか「信頼・権威性」を獲得するのは難しいものですよね。
タレントの起用により、
「俳優の〇〇さんが使っていた商品だから信頼できる」
一歩踏み込んで考えると考えると「…?」となってしまう反応かもしれませんが、この一歩目の「信頼・権威性」を獲得するのは信頼できる広告塔であるタレントを起用するのが一番の近道でしょう。
タレントを起用した広告は販売店へのプレゼン素材になる
タレントを起用した広告には商品の店舗納入ハードルを下げる効果があることも。
実際あるお菓子メーカー様とご一緒した事例では、タレントを起用したWEB広告を作成。
その情報を販売店に提供した結果、通常より大幅に納入数が増え、商品をプッシュしたPOPや棚作りなどの協力が得られました。
販促イベントへ広告タレントの起用も可能に
WEB広告、SNS広告へタレントを起用した場合、販促イベントやPRイベントへの出演オファーができる場合もあります。
タレントによっては
という方も存在します。
そういった方へオファーをかけるにはまず広告起用の方向で交渉するのがベター。
想像しているよりもずっとリーズナブルに販促イベントなどへ登場してくれる可能性もあるので、検討する価値はあるでしょう。
タレントをWEB広告やSNS広告へ起用する際の費用は?
ここまではタレントをWEB広告やSNS広告へ起用すると得られる効果についてみてきました。
そこで気になってくるのが費用の問題。
こちらに関しては起用する媒体、時期、人によって大きく異なりますが、高額になることが多いと言えるでしょう。
また、タレントによってはTV CMがないと契約不可の方も。
起用すること自体はもちろん可能ですが、越えなければならないハードルは高くなることもあります。
何か他にいい手はないものか….
そんな時は、タレント以外の専門人材の起用も視野に入れると良いかもしれません。
タレント以外に広告起用すべき人材とは?
出演ギャランティや使用目的に希望のタレントが合わない場合は、別の専門人材の起用も考えてみるのはいかがでしょうか。
タレント以外に広告起用で効果が得られる人材を見ていきましょう。
①文化人
大学講師、研究者、専門性のあるジャンルに詳しい文化人は広告起用にオススメです。
商品の訴求ポイントに学術的なエビデンスを付けられる文化人はタレントよりも権威性を発揮する場面も。
事例で言うと、LPへ登場してもらった文化人に同商品のオンラインイベントに登壇して発言してもらったりと
ある種万能な働きを見せるのが文化人です。
②アスリート、スポーツチーム
アスリート、スポーツチームも広告起用にオススメです。
知名度によってはタレントよりも宣伝効果を発揮することがあるアスリート。
注意点としては、所属チームのスポンサーに競合企業があったり、そもそもオファーする連絡先がオープンになっていなかったりする点。
海外遠征などがあるアスリートの場合は交渉も慣れているエージェントに依頼しないと話が前に進まないといったトラブルにつながる可能性があることも覚えておきましょう。
③ゲーム実況者
昨今のYouTubeブームもある程度落ち着いているように見えますが、ゲーム実況者の人気は依然として右肩上がりです。
ゲーム実況者が広告起用に適しているポイントは相性の良い商品が多いところ。
パッと思いつくだけでも、
・エナジードリンク
・ワークデスク、チェア
・ガジェット
・ルームウェア
・ボディケア
・眼精疲労解消商品
などなど、、、
そして、「実況者」と言うだけあり商品のストロングポイントを訴求する力は抜群です。
実況者の人気は日々変動しているので、最新の情報をキャッチしながらオファーを検討していきましょう。
④音楽アーティスト
アーティストはタレント、アスリートに次いで王道の広告起用候補人材でしょう。
アーティストの特徴は「コアファン」と呼ばれる「行動を起こしやすいファン」を多く抱えているところ。
テレビに出演するタレントよりも、ライブチケットの販売やグッズの販売で収益を得ているアーティストは広告に起用した場合
タレントよりも商品が動くケースもあるそうです。
また、ライブ協賛やオンラインイベントの開催など広告施策へアレンジを加えることも可能なため相談してみるのがオススメです。
⑤Vチューバー
Vチューバーもアーティストと同じく多くのコアファンを抱えているため広告塔として力を発揮します。
また、ゲーム実況者と同じく多くの商品と良い相性を見せることがあり、クリエイティブの自由度も高いことも。
ただ、なかなかオファーするルートが見つからない人材でもあるので専門エージェントへ連絡すると良さそうです。
タレント以外の専門人材を広告へ起用するには?
ゲーム実況者やVチューバーはもちろんのこと、タレント以外の専門人材へオファーする方法って謎ですよね。
所属の事務所を調べて一軒一軒電話やメールをして回る…、契約書の締結や出演ギャランティの交渉などもしなくてはならないため、現実的ではなさそうです。
そんな時はタレント、専門人材へ太いパイプを持つ「キャスティング会社」へ連絡するのも一つの手です。
広告施策を支えるキャスティング会社とは?
キャスティング会社について、詳しくはこちらの記事をご参照ください。
また、明確な起用したい人物像が決まっていなくてもOK!
商品・サービスに相性の良い人材をリストにして紹介させていただきます!
弊社クロスアイでは、宣伝する商品やサービスに合わせてお客様と並走しオファーリストの作成などをさせていただいております。
ハードルが高そうで諦めていたタレントへのオファーも、まずはご連絡ください!
まとめ:広告へキャスティングすべきはタレントだけではないかも
いかがだったでしょうか?
今回はタレント以外でも広告起用に効果がある専門人材を見てきました。
最後に、直近で私わかまつがご一緒させていただいた企業様の事例をちょっとだけお見せすると…
クライアント | 国内専門商社様 |
当初の相談 | 商品のSNS広告へインフルエンサーの起用 |
実際の施策 | ・商品と同じジャンルの専門クリエイターの起用
・SNS広告+店頭POPへの二次利用 ・クリエイターのSNSでの投稿(複数回) |
結果 | ・店舗納入率2倍達成
・地域によっては売上が通常の1.8倍を記録 ・クリエイターのSNSで商品へのコメント500件弱を記録 |
費用 | 100~200万+税 |
備考 | クリエイターSNS:Instagram&TikTok |
このような形で、ご相談いただいた課題に合わせキャスティング会社の知見を活かした交渉、追加施策の模索なども行います。
場合によってはキャスティングそのものが悪手になるケースも存在するので、ざっくばらんにご相談いただけますと嬉しいです。
では!