キャスティングの依頼方法とは?メリットや会社の選び方を解説
商品やサービスの宣伝として、企業の多くは芸能人やインフルエンサーなどをキャスティングし、テレビCMを流したり、イベント活動を行ったりしています。
キャスティングを考えているけれど、タレントや有名人への依頼方法やキャスティング会社の選び方などを知らない方も多いのではないでしょうか。
- 「キャスティングに興味はあるがどうすれば良いかわからない」
- 「キャスティングの依頼方法が知りたい」
- 「キャスティング会社に依頼するメリットやデメリットを知りたい」
上記のように悩んでいる方に向けて、本記事では、キャスティングを依頼する3つの方法やキャスティング会社のおすすめな選び方を解説します。
キャスティングを考えている方は、ぜひご覧ください。
キャスティングを依頼する3つの方法
芸能人やタレントにキャスティングを依頼する方法は、以下の3つです。
- ・芸能人やタレントに直接依頼
- ・キャスティング会社へ依頼
- ・マッチングサービスを活用
それぞれ解説します。
直接依頼
直接依頼は、キャスティング会社などの仲介業者を挟まず、直接キャストに依頼する方法です。仲介手数料がかからないので、費用を抑えられます。
しかし、キャスティングの工程をすべて自力で行う必要があり、スムーズに進行せず時間がかかるのがデメリットです。
芸能人や有名人にキャスティングを直接依頼する場合、次のような業務を行う必要があります。
- ・タレントの選定
- ・依頼先のリスト制作
- ・芸能事務所との取引や契約
- ・スタイリストやメイクさんの手配
契約やスタッフの手配など、キャスティングの段取りがうまくいかなかった場合、途中でキャストから依頼を断られる可能性もあります。
さらに、キャスティングしたい相手が、有名人であればあるほど、何かしらの接点がなければ繋がること自体が難しいでしょう。
キャスティング会社に依頼
キャスティング会社は、イベントや宣伝活動で芸能人やインフルエンサーなどを起用したい企業と、芸能事務所の仲介を行う専門代理店です。
依頼者である個人や企業とタレントを抱える芸能事務所との仲介業務を担っているため、キャスティング業務の全般を任せられます。
芸能事務所との取引から契約書の締結など、プロジェクトにおけるさまざまな業務を行ってくれるので、依頼する側は、他の作業に没頭でき、リソースの確保にも繋がります。
また、キャスティング会社であれば、多くの芸能事務所と関わりを持っている可能性が高いです。
直接依頼では難しい依頼も実現できる可能性があるため、商品やサービスを効率よく宣伝したいときは、キャスティング会社に依頼するとよいでしょう。
マッチングサービスを活用
マッチングサービスは、キャスティング依頼をしたい側と仕事を受けたいタレントやモデルをマッチングしてくれるサービスです。
直接依頼とキャスティング会社の中間に位置するようなサービスで「キャスティング会社に依頼するほどではないけれど、直接依頼する時間は取りたくない」という方におすすめです。
ただし、キャスティング会社ほどタレントの数が多いわけではなく、なかなか仕事に繋がりにくいというデメリットもあります。
【依頼の流れ】キャスティング会社
キャスティング会社へ依頼するときの流れは、以下の通りです。
- 1.キャスティング会社へ問い合わせ
- 2.依頼内容のすり合わせ
- 3.キャストの交渉・成約
- 4.プロジェクトの実施
- 5.プロジェクト完了後に支払い
あらかじめ、キャスティング会社への依頼の流れが頭に入っていると、作業が進行しやすいです。
それではそれぞれの流れを確認しておきましょう。
1.キャスティング会社へ問い合わせ
まずはキャスティング会社へ問い合わせます。
会社によって強みや特徴が異なるため、3社以上に相談するのがおすすめです。
相談先が多いほど、確認すべき点が明確になり、依頼内容を詰めることにも繋がります。
またキャスティング会社への依頼するときの相場が分からない場合は、複数社から見積もりをもらうことで、「どこに費用が発生するのか」「どれくらいの費用が必要なのか」を理解しやすいです。
2.依頼内容のすり合わせ
キャスティング会社に問い合わせた後は、電話や商談などで、ヒアリングをもとに依頼内容をすり合わせていきます。
依頼側とキャスティング会社で共通の認識を持つために、キャストイメージやプロジェクトの概要、予算感など、抜け漏れがないよう伝えましょう。
キャスティング会社ではキャストの提案だけでなく、芸能事務所との取引から契約、当日のスケジュール調節など、プロジェクトにおけるさまざまな業務を代行してくれます。
3.キャストの交渉・成約
依頼内容をもとに、キャスティング候補の方に依頼をしていきます。
日程や当日のタイムスケジュール、出演内容、細かな契約内容など、条件のすり合わせをタレントが所属する芸能事務所と行います。
これらの業務も、キャスティング会社が請け負ってくれます。
4.プロジェクトの実施
起用するキャストが決定したら、プロジェクトの実施に向けて準備を行います。
会場選びやスタッフの準備など、プロジェクトに関わるものや当日の進行まで対応してくれるキャスティング会社もあります。
5.プロジェクト完了後に支払い
無事にプロジェクトが完了したら、報酬のお支払いです。
プロジェクト完了月の末に締め、翌月末に支払う流れが一般的となっています。
キャスティング会社に依頼するメリット
キャスティング会社にキャスティングを依頼することで、以下のメリットがあります。
- ・キャスティングの経験が不要
- ・依頼内容に適したキャストを提案してもらえる
- ・権利上のトラブル防止になる
それぞれのメリットを解説します。
キャスティング経験が不要
キャスティング会社にキャスティングを依頼すれば、経験のないキャスティング業務を行う必要がなく、あなたの代わりに対応してくれます。
「キャスティングは行いたいが、詳細は決まっていない」という場合でも、ヒアリングをもとに、「どのような方が合うのか」「予算はどのくらいか」など、企画から取り引きまで、一括でお願いできるのがメリットです。
芸能事務所との繋がりもあることから、個人では難しいキャスティングを実現できます。
依頼内容に適したキャストを提案してもらえる
依頼内容によって、どのようなキャストを起用すれば良いか異なります。
「費用を抑えたい」「演技ができる方が良い」「YouTuberを起用したい」など、条件はさまざまです。
実績があるキャスティング会社であれば、依頼内容に合わせて、おすすめのタレントを一覧化して提案してくれます。
候補者が決まった場合でも、タレントのスケジュールによっては断られる場合もあります。
そのようなときでも、適切なタレントを第2・第3候補まで準備し、プロジェクトの実現に向けてサポートしてくれるのがキャスティング会社です。
また、キャスティング会社は、タレントの情報はもちろん、かかった金額、タレントの趣味など、一般の人では知りにくい情報を持っています。
プロ目線から、宣伝効果が高そうな人材を選定してくれるのがポイントです。
権利上のトラブル防止になる
キャスティングとして有名人やタレントを起用する場合、権利関係の注意が必要になります。
キャスティング会社なら、契約関連や権利管理も依頼できるので、万が一トラブルが発生したときでも安心です。
実際にタレントに仕事をお願いするまでには、所属事務所との契約書の作成や締結など、細かな決めごとが多く行われます。
権利関係の締結には、専門的な知識が不可欠です。
初めてキャスティングを依頼する方が、専門的な業務を行うのは、かなりの労力がかかります。
キャスティング会社に依頼することで、自力で行うよりも負担が減り、企画やほかの準備に注力できるでしょう。
キャスティング会社に依頼するデメリット
キャスティング会社への依頼は、メリットも多くある一方、デメリットも存在します。キャスティング会社へ依頼するデメリットは、以下の通りです。
- ・費用がかさむ可能性がある
- ・タレントへの指示出しや提案はできない
それぞれ解説します。
費用がかさむ可能性がある
キャスティング会社へ依頼すると、直接依頼するよりも費用がかかるのがデメリットです。
ただし、タレントの選定やリスト制作、取引など、すべて自分で行ったときの工数を踏まえると、安いと捉えることもできます。
あなたができる範囲とキャスティング会社に依頼する役割の分担を行い、トータルで安くなる体制をとることがおすすめです。
キャスティング会社へ依頼すると手厚いサポートが受けられるので、キャスティング経験がない方は一度相談してみると良いでしょう。
タレントへの指示出しや提案はできない
キャスティング会社は、タレントと依頼者側の仲介が仕事です。基本的に依頼する側は、タレントへの直接的な指示はできません。
そのため、タレントへ依頼したい内容は、キャスティング会社と入念に打ち合わせをしておく必要があります。
自社とキャスティング会社の認識があっていれば、ミスマッチを防げます。
キャスティング会社の2つの選び方
キャスティング会社は多くありますが、会社によって特化しているタレントの分野はさまざまです。
過去のキャスティング実績や依頼したいジャンルに特化しているかという点から、会社選びを行いましょう。
過去のキャスティング実績から選ぶ
キャスティング会社の選定で軸になるのは、過去のキャスティング実績です。
依頼費用や条件などが良くても、会社の実績がなければ不安が残ります。豊富なキャスティング実績があれば、それだけ知識やスキルが蓄積されている証拠なので、安心して依頼することが可能です。
キャスティング会社の実績は、各会社のホームページで過去の事例として公開していることが多いです。実績数やどのようなタレントを起用したのかなど、目安のひとつとして必ず確認しましょう。
希望のジャンルに特化しているか
有名人には、タレントや芸人、モデル、YouTuberなど、さまざまなジャンルがあります。
キャスティング会社の中にも、「関わりや経験が豊富なジャンル」「経験が少ないジャンル」が存在するのです。
依頼したいジャンルのキャスティングに強みを持っている会社の方が、幅広い提案をしてくれる可能性があります。
一方、依頼したいジャンルに弱い会社だと、良い提案がなく、企画や交渉に時間がかかるかも知れません。
キャスティング会社を選ぶときは、起用したいタレントのジャンルに、強みや実績があるかをあらかじめ確認しましょう。
キャスティングの依頼はクロスアイ
株式会社クロスアイは、全ジャンルのキャスティングに対応しているキャスティング会社です。
タレント、モデル、専門家、流行のYouTuber、インフルエンサーなど、年間2,000件ほどの有名人をご提案しています。
日本一芸能に詳しい会社として、豊富な起用実績があり、広告やWeb、イベントなど、さまざまな場面で、要望にあった最適な人をキャスティングします。
キャスティングを検討中でお悩みがある方は、クロスアイへぜひお気軽にご連絡ください。
まとめ
キャスティングを依頼する方法は、直接依頼とキャスティング会社に依頼、マッチングサービスの活用など、主に3つあります。
直接依頼でキャスティングすることも可能ですが、初めての方なら、キャスティング会社への依頼がおすすめです。
タレントの選定からリスト制作、取り引きまで、すべての業務をキャスティング会社が代行してくれます。
キャステング業務を自社で行うと、契約書や稼働日のスケジュール調整など、細かな業務に時間がかかり、スピーディーに業務を進めづらいです。
あとから「キャスティング会社に依頼すれば良かった」と思わないために、キャスティングの経験がない方は、一度キャスティング会社へ相談してみましょう。
キャスティング会社を選ぶときは、どのようなジャンルに強みを持っていて、どのような実績があるかを確認してみてください。
キャスティングが初めての方、不安がある方などには、株式会社クロスアイがおすすめです。
全ジャンルに対応している株式会社クロスアイは、日本で一番芸能に詳しい会社として豊富な実績があります。
株式会社クロスアイは、無料相談も可能です。
ぜひ一度、問い合わせてみてはいかがでしょうか。