若手育成を支えるリアルな課題設定へのキャスティング

京都広告業協会 会長:木原 康伸様 ※京都広告業協会は京都に本社または支社を構える広告代理店や媒体社など広告ビジネスに携わる企業によって構成された組織です。
castアイドルグループ

Q. クロスアイとはどのような取り組みをしましたか?
京都広告業協会では、普段はなかなか一緒に活動する機会のない、他社の若手メンバーが一堂に会する勉強会を実施しています。
当日発表された課題に対して、全員が一丸となって取り組むという試みです。
これまでは、どうしても机の上で仮説を立てて話し合うだけになりがちだったのですが、本年度はクロスアイに相談して、実際に活動されているアイドルグループの皆さんを会場にお招きすることができました。
リアルなアイドルの姿を目の当たりにし、ご本人たちから直接『今のリアルな現状や悩み』を伺えたことは、若手社員にとって本当に素晴らしい刺激になりましたね。
おかげで非常に高いリアリティを持って、実践的な戦略を落とし込むことができました。
そして何より、クロスアイのようなキャスティング会社が加わってくれたことで、今後の広告業協会の活動をさらに進化させていけるという確信が持てました。
本当に良いきっかけをいただいたと感謝しています。
Q. 広告業協会を今後どのようにしていきたいですか?
普段は競合の会社で働いているため、もちろん一緒に働く機会はありません。
ただ、こうした勉強会で同年代と交流することで情報交換ができ、お互いに良い刺激になり合っています。
結果として、それが若手社員の良い育成に繋がっていくと考えています。
垣根を越えて業界全体で若い人たちにスキルをつけてもらい、京都の広告業会全体が活性化していくことが何より大事だと思っています。
今回のような「アイドルが突然やってきた」というような突発的な状況にも臨機応変に対応でき、柔軟な思考を持ち合わせられること。
そうした力を、今後の若手社員の教育にどんどん取り入れていければ良いなと考えています。
今はSNSなどの普及によって、広告の手段もどんどん増えていますよね。
現代はテクノロジーが非常に発達しており、生成AIに聞けば何でも情報が出てくる時代です。
ですが、そこに至るまでに「問題を見つけて、それをどのように解決するのか」と、自分で考える力をつけることこそが、今後の広告に携わる者にとって大事なのではないかと思います。
AIに頼って良い部分と、人間が担わなければいけない部分の切り分けですね。
テクノロジーを賢く使いこなしながら、人間ならではのクリエイティビティを発揮できる。
そんな次世代のリーダーたちが、この垣根を越えた交流の中から一人でも多く育ってほしいと願っています。
業界全体をさらに盛り上げていくために、私たちも全力で彼らの成長を後押ししていきたいですね。

Q. タレント・インフルエンサー起用を検討する際、 特に難しいと感じる点は何でしょうか?
とにかく、今の時代は「リスクヘッジ」が最優先課題です。
キャスティングにおいて「いかにリスクの無い方を起用できるのか」という点に尽きますが、これが本当に難しいと感じています。
「この人は大丈夫だろう」と思うような方であっても、起用する相手は生身の人間です。
そのため、どこでどんな言動をするか、完全に予測することはできません。
また、SNSが主流となっている現代では、誰もが匿名で投稿できる環境にあります。
そのため、予期せぬきっかけから、突然炎上してしまうリスクが常にあります。
万が一何か起こってしまえば、広告主様のブランドに傷がついてしまいます。
それは本当に大事になってしまうので、企業としては、そのリスクを少しでも軽減できれば嬉しいというのが本音ですね。
Q. キャスティング会社に相談する時、 どのような点を重視しているのでしょうか?
やはりリスクヘッジが大事なため、タレントがスキャンダルを起こした際の「保障契約」をしっかり行なってくれるのか、という点は非常に重要になってきます。
また、リスク面だけでなく、広告代理店では持ち得ない情報をキャスティング会社が持ち合わせている点も、かなりありがたいと感じています。
例えば、「こんな大物の著名人が、実は地元のこういった仕事をしたがっている」とか、「あまり興味なさそうに見えて、実は裏ではこのようなジャンルの仕事を狙っている」といった具体的なケースです。
こういった「実は……」という深い情報などは、代理店側ではあまり入手できません。
だからこそ、そうした生の情報をしっかりと引き出せるキャスティング会社は、私たちにとって本当にありがたい存在ですね。

Q. キャスティング会社に相談して良かったと思う時は ありますか?
キャスティング会社に依頼しない場合は、候補者探しから出演交渉、ギャラ交渉、そして当日のタレント管理まで、すべて代理店のメンバーだけで行ってきました。
しかし、タレントの情報を持っていない自分たちが動くとなると、情報収集や交渉など、すべての工程に膨大な時間がかかってしまいます。
その上、私たちは他のイベント準備などにも時間を割かなければなりません。
これらを同時進行で進めるとなると、とにかく準備に時間がかかって本当に大変でした。
ですから、キャスティング会社がいてくれると、候補者探しから交渉、当日の対応まで一貫して任せられるので、自分たちが本来の準備に取り組む時間を大幅に増やすことができました。
その結果、イベント自体のグレードが上がったなと実感しています。
また、事務所に直接は言いにくいことや、どこまで踏み込んで言っていいか分からないようなことも、間に入ってうまく調整してくれます。
それぞれの事務所に合わせた最適な交渉をしてくれるので、こちらも気楽に相談ができて本当に助かっています。
Q. クロスアイが他と違うと感じるところはありますか?
東京と関西では、テレビの放送内容やベースにある文化が大きく異なりますよね。
特に関西は実際に住んでみないと肌感覚として理解しにくい、独特の文化が根付いていると感じます。
その点、クロスアイはキャスティング会社としては珍しく関西にも拠点を構えていらっしゃいます。
ネットで得られる表面的な情報だけでなく、ディレクターの皆様が関西のローカルな空気感や文脈まで深く理解した上で動いてくださるので、非常に安心感がありますね。
また、オンラインでの画面越しのお打ち合わせにとどまらず、必要に応じて直接弊社まで足を運んでくださることもあり、日頃から本当に相談がしやすい距離感だと感じています。
どんな案件であっても、クライアントの規模やご予算、案件の内容によって対応の熱量を変えることなく、常に全力で向き合っていただけますし、その上で非常に緻密なリサーチ力もお持ちなので、本当に頼りになる存在です。
何より、特定の利害関係に縛られない完全な第三者視点から、常に客観的かつ中立的なご提案をいただけるのがありがたいですね。