YouTuberへ広告を依頼する方法を解説!費用相場や依頼の流れも紹介

ライブ配信をする女性。

YouTuberの影響力を活用して商品やサービスの認知を拡大させるために、YouTuberに広告を依頼したい企業は増えています。そこで、「YouTuberにどのように依頼すればいい?」「広告依頼の費用相場は?」とお困りの企業もいるでしょう。

この記事では、YouTuberに広告を依頼する方法や費用相場を詳しく紹介します。依頼のメリットや注意点についても解説しますので、商材の広告を検討している企業は、ぜひ参考にしてみてください。

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YouTuberへ広告を依頼する3つの方法

男女4人が横に並んでいる様子。

代表 布目
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自社に合った方法で依頼しましょう。

YouTuberに広告を依頼する方法は、以下の3つです。

  • ・キャスティング会社へ連絡
  • ・所属事務所に問い合わせる
  • ・YouTuberへ直接連絡

それぞれ詳しく解説します。

1、キャスティング会社へ連絡

キャスティング会社は、企業とYouTuberを仲介し、YouTuberの選定や交渉、契約業務を代行してくれる会社です。YouTuberの中から、企業の商品やサービスに合った人材を選定してもらえるので、効果的な宣伝や広告が期待できます。

仲介手数料は発生しますが、YouTube業界に関するノウハウや豊富な実績を活かしたサポートは、キャスティング未経験の企業にとっては大きなメリットです。

ただし、YouTuberと直接コミュニケーションは取れません。そのため、企業側の要望や広告の意図をしっかりとキャスティング会社に伝える必要があります。

2、所属事務所に問い合わせる

YouTuberの中には事務所に所属し、仕事の管理を事務所に任せている方もいます。そのため、企業から広告の依頼をする場合は、担当者とやり取りをすることが基本です。

所属事務所は企業との契約において実績があるため、YouTuberと直接契約をするよりもトラブルが少なく契約を進められるでしょう。

ただし、所属しているYouTuber以外のキャスティングはできません。企業の商品やサービス、要望に合ったYouTuberが見つからない可能性があります。

所属事務所に問い合わせて、YouTuberをキャスティングする場合は、どのようなYouTuberが所属しているのかを事前に確認することが大切です。

3、YouTuberへ直接連絡

YouTuberは、チャンネルの説明欄やSNSで連絡先を掲載している方が多いので、直接連絡をとることも可能です。本人と直接交渉できるため、スムーズに契約ができたり仲介手数料などのコストを削減できたりとメリットがあります。

しかし、契約締結の経験がないYouTuberは、企業側に専門的な知識がないとトラブルに発展する可能性があるでしょう。キャスティング経験が少ない企業にとって、直接依頼は難しい方法といえます。

経験がないから、キャスティング会社に依頼するのが安心かも。
お悩みさん
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【費用相場】YouTuberへ広告を依頼

YouTuberへ広告を依頼するときの費用相場。

YouTuberへ広告を依頼するときの費用相場は、以下の2パターンの算出方法が基本です。

  • ・チャンネル登録者数
  • ・チャンネル再生回数

それぞれ詳しく解説します。

チャンネル登録者数×3円~5円

YouTuberのチャンネル登録者数を基準にした費用相場は、以下のとおりです。

チャンネル登録者数 費用相場
約5000人~15万人 3万円~75万円
約15万人~50万人 45万円~250万円
約50万人~150万人以上 150万円~750万円

YouTuberのチャンネル登録者数は、知名度や影響力、チャンネルのジャンルによって異なります。動画の長さや広告の配信期間などによっても費用に違いがあるため、確認が必要です。

また、チャンネル登録者数が多いYouTuberでも、動画1本の再生回数や投稿している動画の本数が少ないこともあります。登録者数だけではなく、チャンネル全体をチェックした上で費用を決めることが大切です。

チャンネル再生回数×7円〜15円

YouTubeのチャンネル再生回数を基準にした費用相場は、以下のとおりです。

チャンネルの再生回数 費用相場
約5000回~5万回 6万円~60万円
約5万回~50万回 60万円~600万円
約50万回~500万回以上 600万円~6000万円

チャンネル再生回数が多いほど費用は高くなり、高評価の数やコメント内容も費用を決定するときの参考にできます。ただし、再生回数が多いYouTuberがすべて適切ではありません。低評価や否定的なコメントが多く、炎上しているYouTuberには、依頼しない方が良いでしょう。

チャンネル全体や配信内容をチェックし、依頼に適しているYouTuberなのか判断することが大切です。

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種類|YouTuberへ依頼する案件内容

YouTuberへ依頼する案件内容。

代表 布目
代表 布目
YouTuberへ依頼できる案件を把握しましょう!

YouTuberへ依頼する案件内容は、主に以下の4つです。

  • ・広告動画
  • ・コラボ動画
  • ・ギフティング
  • ・店舗やイベントへの招待

それぞれ詳しく解説します。

広告動画

広告動画とは、YouTube上に表示されている広告であり、その動画にYouTuberを起用する方法です。

美容やグルメ、デジタルサービス、アプリケーションなど幅広い商品やサービスの認知拡大に効果があります。特に、新しい商品やサービスの宣伝において費用対効果が高く、テレビCMと同様の訴求力があるでしょう。

また、複数の広告フォーマットがあるので、広告の目的に合わせた広告配信やYouTuberのキャスティングが重要です。

コラボ動画

コラボ動画とは、企業がYouTuberと協力して商品やサービスの広告を制作し、その動画を配信する方法です。

コスメや美容系、グルメ、旅行、アプリケーション、エンタメ系など幅広い商品やサービスと相性が良いとされています。特に、新しい商品やサービスの宣伝効果が高い方法です。

ターゲット層と一致したYouTuberとのコラボにより、高い訴求力で売上促進の効果が期待できます。

ギフティング

ギフティングとは、自社商品をYouTuberに送付し、実際に商品を使用した感想をYouTube上で配信してもらう方法です。

美容やグルメ、アウトドア、ガジェットなどの製品、アプリケーション、デジタルサービスなど幅広い商品やサービスで相性が良いとされています。

商品やサービスと親和性のあるYouTuberに依頼すれば、効率的に認知拡大され、売上促進が期待できるでしょう。

店舗やイベントへの招待

YouTuberを店舗やイベントに招待し、現地でリアルタイムに配信をしてもらう方法です。

実店舗や観光地、地域のイベント、街頭インタビューなどで商品やサービスを認知させたい企業と相性が良いでしょう。

YouTubeでライブ配信を行えばリアルな声を視聴者に届られるので、信頼性の高い広告を配信できます。

ただし、必要に応じて交通費や宿泊代などの費用が追加になる可能性があるため、事前に確認することが大切です。

YouTuberへ広告を依頼する流れ

女性がスマートフォンを見る様子。

代表 布目
代表 布目
まずはYouTuberの選定が大切です。

YouTuberへ広告を依頼する流れは、以下の5ステップです。

  1. 1、YouTuberを選定
  2. 2、YouTuberへ依頼(条件交渉)
  3. 3、商品やサービスを体験してもらう
  4. 4、YouTuberが制作した動画の確認・投稿
  5. 5、効果測定

それぞれ解説します。

1、YouTuberを選定

まずは、企業が配信したい広告の目的に合うYouTuberを選定します。そのとき、商品やサービスとターゲットに高い親和性があるYouTuberを選ぶことが大切です。

若い世代で女性向けのコスメであれば、起用するYouTuberは「20代の女性フォロワーが多い」ことが条件になるでしょう。

YouTuberが配信している内容や視聴者の属性などを、事前に確認することが大切です。自社で選定するのが大変な場合は、キャスティング会社に依頼すると良いでしょう。

2、YouTuberへ依頼(条件交渉)

インフルエンサーが選定できたら、YouTuberとの依頼交渉や契約に移ります。実際にコンタクトをとり、企業の目的や依頼したい動画の内容、ギャラ、スケジュールなどの詳しい条件を決定しましょう。

ただし、交渉や契約にはノウハウや専門的な知識が必要です。後々に大きなトラブルが発生しないように、契約内容を事前にしっかりとすり合わせを行います。

企業側とYouTuber側で納得できる内容なのか確認した上で、契約するようにしましょう。

3、商品やサービスを体験してもらう

YouTuberに商品やサービスを体験してもらい、魅力的な内容を宣伝できるようにします。実際に体験してもらうことで、商品やサービスのデメリットも合わせたリアルな感想が出てくるため、信頼性の高い広告動画を制作できるでしょう。

動画内では、商品やサービスを作った企業側の想いや制作秘話なども含めると、より共感の持てる広告となります。

4、YouTuberが制作した動画の確認・投稿

YouTuberの動画制作が完了したら、その動画内容を確認します。企業側が目的とした内容になっているのか、視聴者に商品やサービスの魅力を伝えられる動画なのか、しっかりとチェックしましょう。

また、ステルスマーケティングにならないよう、企業とのタイアップであるか表示されているか必ず確認します。動画内容に問題がないと判断できれば、YouTuberに投稿してもらいましょう。

5、効果測定

動画投稿をしたあとは、施策や企画の結果がどうだったかを測定するために、効果測定を実施しましょう。動画を流して終わりではなく、YouTuberに動画のデータをもらい分析し、次回の制作に活用することが大切です。

効果測定をしないと、目的に合ったターゲティングできているのか判断できず、販売促進の施策を見直せません。

視聴回数や離脱率、YouTubeを経由した商品やサービスの売上率などを分析することで、改善点が見えてきます。次回の広告制作に活かし、さらに良い動画を作り上げられるでしょう。

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YouTuberへ広告を依頼するメリット

女性がPCを操作する様子。

YouTuberへ広告を依頼するメリットは、商品やサービスの魅力を効果的にアピールでき、認知拡大や売上アップにつながることが挙げられます。

人気や知名度の高いYouTuberは拡散力が強いので、1本の動画だけで効率良くターゲット層に訴求できることが可能です。また、YouTuberは動画制作のプロであり、台本構成から動画編集において質の高いコンテンツが制作できます。

自社商品やサービス、企業の要望に適したYouTuberを選定し、魅力的な広告動画を制作しましょう。

YouTuberへ広告を依頼するメリットについて詳しく知りたい方は、youtuberに企業案件を依頼して得られる効果とは?メリットや費用相場を徹底解説」の記事もご覧ください。

YouTuberに広告を依頼するときの注意点

YouTuberに広告を依頼するときの注意点。

代表 布目
代表 布目
注意点も抑えておきましょう。

YouTuberに広告を依頼するときの注意点は、以下の3つです。

  • ・広告内容とマッチする YouTuberを選ぶ
  • ・ステルスマーケティング防止
  • ・仕様や条件を十分すり合わせる

それぞれ詳しく解説します。

広告内容とマッチするYouTuberを選ぶ

宣伝したい広告内容とマッチしていないYouTuberを選んでしまうと、質の高い動画を制作できても高い宣伝効果は得られません。

男性向けの商品やサービスを広告したい場合、若い女性の視聴者が多いYouTuberに依頼しても親和性がないので、動画は視聴されないでしょう。

YouTuberの人気や知名度だけで判断せずに、配信している動画の内容やターゲット層についてリサーチした上で依頼することが大切です。

また、炎上商法やスキャンダルで注目を集めているYouTuberも存在します。企業のブランディングにも影響するため、YouTuberのSNSを含めて世間的なイメージも確認しておきましょう。

ステルスマーケティング防止

ステルスマーケティングとは、企業がインフルエンサーに対して商品やサービスを無償で提供し、本人が自分の意思で購入したように見せかけた宣伝方法です。

ステルスマーケティングを行うことは景品表示法違反であり、罰則の対象となります。また、発覚したときには炎上する可能性も高く、YouTuberだけではなく企業側の信頼も損なわれるでしょう。

企業が広告を依頼する場合は、動画内に「PR」「プロモーション」などの表記は必須です。YouTuberに依頼するときに必ず説明し、投稿前にも内容のチェックを徹底しましょう。

仕様や条件を十分すり合わせる

アピールしたい内容を正しく伝えておかないと、イメージしていた内容とは違う動画が投稿されてしまう可能性があります。そのため、企業の目的やターゲット層を必ずYouTuberに伝え、お互いに認識が間違っていないか確認しましょう。

動画内容だけではなく、契約内容についても十分な確認が必要です。支払うギャラやスケジュールの確認、万が一不祥事を起こした場合の違約金の取り決めなど、詳細なすり合わせを行いましょう。

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YouTube広告で失敗する2つのケース

女性が頭を抱える様子。

YouTube広告で失敗するケースは、以下のとおりです。

  • ・ターゲティングできていない
  • ・目的や方向性が合っていない

それぞれ詳しく解説します。

ターゲティングできていない

ターゲティングできていないとは、アピールしたい商品やサービスとYouTuberの視聴者に親和性がない状態のことです。

商品やサービスによっては、「20代女性向け」「男性向け」「主婦向け」などのターゲットが存在します。そのターゲット層に動画を見てもらえなければ、意味のないYouTube広告となるでしょう。

人気や知名度のあるYouTuberを起用しても、本当に届けたい消費者に商品やサービスが伝わらず、売上促進につながりません。

ターゲティングに失敗しないためには、商材と視聴者がマッチしているYouTuberを選定することが大切です。YouTuberの過去の動画内容や企業案件について事前に調査し、自社のターゲット層と一致しているYouTuberを選びましょう。

目的や方向性が合っていない

目的や方向性が合っていないとは、企業が求めている効果が得られない状態のことです。商品やサービスによっては、YouTube広告を活用する目的や方向性は異なります。

新商品やサービスであれば認知拡大を目的にしたり、実店舗であれば来店者数を増やすことを目的にしたりなどがあるでしょう。また、定額サービスの広告であれば、リピート率を増やすことが目的です。

しかし、目的や方向性に合わない広告では、理想の効果が得られずに意味のない広告になります。

広告の方向性がずれないように自社の目的を明確化し、台本作成から投稿までYouTuberに任せっきりにしないよう注意しましょう。

ターゲティングや目的は大切なんだね。
お悩みさん
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YouTuberの広告を依頼するなら「株式会社クロスアイ」

日本一芸能に詳しい会社の株式会社クロスアイ。

自社の商品やサービスの広告をYouTuberに依頼するなら、「株式会社クロスアイ」にご相談ください。

株式会社クロスアイは日本一芸能に詳しい会社として、キャスティング事業と動画制作事業を運営しています。年間2,000件を超える豊富な実績を活かして、YouTuberのキャスティングから動画制作のサポートなどを行っている会社です。

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まとめ

ライブ配信をする女性。

YouTuberは影響力が強く、企業の商品やサービスを効果的にアピールするために積極的に活用したいインフルエンサーです。キャスティングするYouTuberによって費用は変わりますが、動画1本だけで高い広告効果が得られることから、費用対効果は大きいといえます。

自社の商品やサービスにマッチしたYouTuberを選び、目的や方向性を共有した上で、ターゲット層に魅力を伝えられる広告を制作しましょう。

ただし、YouTuberの選定や条件交渉などは専門的な知識とノウハウが必要です。そのため、YouTuberへ広告を依頼したいなら、企業とYouTuberを仲介し、ご希望に沿ったキャスティングを実現する「株式会社クロスアイ」にお任せください。

企業の目的や商材に適したYouTuberをキャスティングし、魅力的に商材をアピールできる広告制作をサポートします。YouTuberへの広告依頼を悩んでいる企業は、豊富なキャスティング実績を持つ株式会社クロスアイへご相談ください。

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