声優にオファーする金額はいくら?ランク別の相場と依頼方法を徹底解説

従来の広告・プロモーション活動ではイメージに合ったモデルやタレントを起用するのが一般的でした。しかし近年は、YouTuberやインフルエンサーに加え「声優」にも注目が集まっています。
声優とは、声を使って演技・ナレーションなどを行う職業で、アニメの人気にともない声優の知名度も高まっています。そのため、自社のプロジェクトに声優を起用したい方も多いでしょう。
この記事では、声優にオファーするときに知っておくべき金額相場や依頼できる内容、声優キャスティングのメリットについて詳しく解説します。
【ギャラ相場】声優にオファーするときの料金

声優にオファーするときの費用相場は、以下のとおりです。
| ジャンル | 金額相場(ベテラン) | 金額相場(新人) |
| イベント出演 | 30万円~200万円 | 10万円~30万円 |
| 広告やCM | 500万円~1000万円 | 50万円~200万円 |
| ナレーション | 200万円~300万円 | 30万円~50万円 |
| 海外映画 | 5万円~10万円/1本 | 1万円~2万円/1本 |
| アニメ作品 | 5万円~10万円/1本 | 1万円~2万円/1本 |
| ラジオ | 5万円~10万円/1出演 | 1万円~2万円/1出演 |
| キャラクターボイス (ゲーム) |
5万円~/20ワード | 1万円~/20ワード |
声優にオファーするときの費用相場は、依頼するジャンルや声優のランクによって、かなり変動があります。
アニメ作品やラジオ、海外映画の吹き替えなどは、1本あたりの費用がだいたい決まっているため、依頼側も予算が組みやすいジャンルです。
一方イベント出演は、開催規模や内容、グッズ販売の有無によって出演料が変わるのが特徴です。出演料にいくらの予算をかけられるのかを前もって決めておきましょう。
また、どのジャンルも出演料のほかに、交通費やケータリング費などの費用が別途でかかる可能性があります。声優にオファーをするとき、事前に確認するのがおすすめです。
声優業界のランク制度やギャラ要素

新人の声優とベテランの声優では、オファーにかかる金額が大きく異なります。理由の一つが、日本俳優連合が設定している「ランク制度」です。
ほかにも、実績・出演作品の規模などの要素が報酬決定に関わっています。ここでは、ランク制度の仕組みと、ギャラを決定する要素について詳しく解説します。
ランク制度とは「経験年数にもとづく報酬制度」
ランク制度とは、日本俳優連合に加盟している声優のみ適用される「経験年数にもとづく報酬制度」です。声優の仕事のなかでも、アニメ・海外映画の吹き替えの場合は、ランク制度により収入が変動します。
具体的には、4つのランクに分かれています。
- ・ジュニアランク
- ・ステップランク
- ・ランカー
- ・ノーランク
デビューしてから3年以内は「ジュニアランク」と呼ばれ、収録時間や台詞量に関わらず作品1本につき一律15,000円です。
最近では、ジュニアランクとランカーの間に「ステップランク」が新設され、デビューから3年経った後の2年間は、ジュニアランクとランカーの中間として報酬額が決定されます。
「ランカー」に上がると、作品の尺30分につき報酬が与えられます。最低金額は30分15,000円からで、作品の規模や内容に応じて1,000円単位で金額がアップし、最高金額は45,000円です。
さらに経験を重ねたベテラン声優は「ノーランク」となり、出演作品1本ごとに自分でギャラ交渉ができます。ただし、ノーランクと呼ばれる人はごく一部、かつ非公表の場合が多く、収入相場は推定できません。
声優のギャラが決まる要素
日本俳優連合に所属していない事務所の声優やフリーランスの声優、あるいはアニメや吹き替え以外の仕事を受けたときは、ランク制度が適用されません。その場合、声優や事務所と直接ギャラ交渉が行われます。
ギャラ決定に関係する要素は、大きく「仕事内容と声優のキャリア」の2つです。具体的な要素は、以下のとおりです。
| 仕事内容 | キャリア |
| ・作品の規模 ・作品内での役割 ・収録時間 |
・台詞の文字数など ・声優としての経験年数 ・出演作品 ・芸能やタレント活動での知名度など |
大きな規模の作品に出演した経験やメインキャラクターの吹き替えなど、キャリア・実績・実力のある声優ほどギャラも高くなる傾向にあります。
声優にオファーしたい|依頼できる内容

声優に依頼できる仕事内容の例は、以下のとおりです。
| ジャンル | おもな仕事内容や特徴 |
| イベント出演(司会やMC) | ・台本を暗記する ・スムーズな進行を担う ・正確な情報伝達をする ・トーク力が高く、場の雰囲気を盛り上げる |
| 広告やCM | ・声のみ、あるいはプロモーション出演 (人気の高い声優を起用し、宣伝効果を図る) |
| ナレーションやラジオ出演 | ・台本を正確に読む ・豊かな表現力を発揮する ・落ち着いたトーンで話す ・情報を分かりやすく伝える |
| その他 | ・イメージソングの歌唱 ・舞台やテレビでの俳優業 ・声優講師など |
声優の仕事は、イベント出演やナレーション、広告でのボイス収録など、さまざまです。近年では、広告・CMに加え、音声メディアや店内放送、イベントの演出といった企業プロモーションの場でも起用が増えています。
ここからは、企業が声優にオファーすることが多い、代表的な活用シーンを紹介します。
動画広告による認知拡大
動画広告は、商品やサービスの魅力を短い時間で印象的に伝えられる手法として、多くの企業が活用しています。ここに声優を起用することで、表現力の高さにより視聴者の注意を引きやすく、広告の世界観をより強く印象づけられる点が大きなメリットです。
アニメ調の映像やゲーム系プロモーションとの相性が良いのはもちろん、キャラクターを使わない広告でも、声だけで情報を届けられるため幅広いジャンルで採用されています。さらに、ナレーションだけでなく、キャラクターを演じる形で登場させることで、視聴者に親しみを持たせることも可能です。
YouTube広告やSNS広告のように短尺の動画が中心となる今、限られた秒数で「伝わる声」を作れる声優の存在は、商品やブランドを広く知ってもらうためにますます重要になっています。
ラジオ・音声メディアでのファン獲得
ラジオや音声メディアは、声だけで内容が伝わるため、聞き手がメッセージに集中しやすい媒体です。声優の話し方や表現がストレートに届き、商品説明やブランド紹介にも自然となじみます。
近年はラジオだけでなく、ポッドキャストや音声アプリなど、定期的に配信される音声コンテンツが増えています。声優が番組に出演したり、パーソナリティとして参加することで、同じリスナーに“何度も声を届けられる”点が大きな強みです。
同じ声を繰り返し耳にすることで親しみが生まれ、声優への好感度はもちろん、企業や商品のイメージも記憶に残りやすくなります。
店内放送やイベントでの集客
声優の聞き取りやすい声や豊かな表現力は、商品案内やキャンペーン告知と相性が良く、店内放送やイベントのような“その場で耳に届くシーン”でも力を発揮します。
店内放送では、館内アナウンスやBGMの合間に声優のメッセージを流すことで空間にメリハリが生まれ、思わず耳を傾けたくなる雰囲気が作れるでしょう。
またイベント会場では、MCやナレーションとして声優を起用することで進行がスムーズになり、会場全体の空気づくりにも貢献します。テンション調整や盛り上げが得意なこともあり、イベントの満足度向上にもつながりやすいです。
こうした演出に声優を取り入れることで、来場者が足を止めるきっかけが増え、結果として集客効果の底上げが期待できます。人気声優の場合は「声に気づいたファンがSNSでシェアする」といった広がりが生まれることもあるでしょう。
声優のキャスティングについて詳しく知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。「声優をイベントに呼びたいならキャスティング会社へ依頼しよう!依頼方法や注意点についても紹介」
声優をキャスティングするメリット

声優をキャスティングすると得られるメリットは、以下の4つです。
- ・ファンへのアプローチ力がある
- ・SNSでの拡散が期待できる
- ・幅広い層から支持を得ている
- ・高い演技力がある
それぞれ解説します。
ファンへのアプローチ力がある
声優には、子どもから大人まで幅広い年齢層のファンが一定数います。熱心なファンは、出演作品を欠かさずチェックする・積極的にグッズを購入するなど、熱量があります。そのため声優をキャスティングすればファンへのアプローチができ、より高い宣伝効果と販売促進が期待できるでしょう。
SNSでの拡散が期待できる
近年は、X(旧Twitter)やInstagram、YouTubeなどで活動する声優が増えており、100万人以上のフォロワーがいる声優も珍しくありません。こうした発信力の高さから、SNSを通じた宣伝効果が期待できるでしょう。出演作品やイベントの告知を通して、企業の認知拡大や販売促進にもつながります。
幅広い層から支持を得ている
声優をキャスティングする大きなメリットのひとつは、幅広い年齢層にアプローチできることです。これは、動画配信サービスの充実やアニメの流行により、年齢や性別を問わず多くの人に親しまれるコンテンツとしてアニメ人気が高まっていることに起因しています。
企業が声優を起用することで、自社の商品やブランドを幅広く知ってもらうことができ、結果として認知拡大や売上アップにつながります。さらに、ターゲットとする年齢層が明確な場合は、声優のファン層を分析したうえでキャスティングすることで、より効果的な結果が期待できるでしょう。
高い演技力がある
声優は、声を武器にして個性豊かなキャラクターや雰囲気を生み出せるため、コンテンツや広告の表現力・説得力を高めることができます。さらに、多岐にわたる仕事の経験を持つ声優は、ナレーションやキャラクター演技など、プロジェクトの目的に応じて臨機応変に対応可能です。
そのため、自社のコンセプトに合った声優をキャスティングすれば、プロジェクト全体のクオリティ向上やブランドイメージの強化につながります。
声優にオファーする3つの方法

実際に声優へオファーする方法は、以下の3つです。
- 1、キャスティング会社へ依頼
- 2、事務所・プロダクションへ依頼
- 3、声優個人へ依頼
メリットと注意点もあわせて紹介するので、比較したうえでベストな選択をしましょう。
キャスティング会社へ依頼
声優のキャスティング方法として代表的なのが「キャスティング会社に依頼する方法」です。キャスティング会社とは、企業と声優事務所がスムーズにやり取りできるよう手配してくれる仲介会社です。
具体的には、キャスティング関連の以下のような業務を請け負います。
- ・コンセプトに合った声優の提案
- ・声優事務所への出演交渉
- ・声優側とクライアント側のスケジュール調整
- ・制作現場や契約期間中の肖像権管理
- ・制作陣の手配や調整
個人でキャスティングしようと思うと、キャスティングに関する正しい知識・対応が求められるため、企業側に大きな負担がかかってしまうでしょう。その点キャスティング会社に依頼すれば、キャスティング関連の業務全体をサポートしてくれます。
キャスティング会社へ依頼するときは、一定の仲介手数料がかかります。しかし、時間・労力といったコストを削減できるうえ、自分たちの希望に合った声優を的確に選んでくれるため、高い費用対効果が期待できるのです。
キャスティング会社の詳細を知りたい方は「株式会社クロスアイ」のホームページからぜひチェックしてみてください。
事務所・プロダクションへ依頼
すでにキャスティングしたい声優が決まっている場合は、「事務所・プロダクションに直接依頼する方法」もあります。自社で収録スタジオやスタッフを手配するため手数料がかからず、予算を抑えられるのがメリットです。
ただし、事務所に依頼する場合はキャスティングの知識や経験が欠かせません。「声優のキャスティング経験がない」「これまで事務所との付き合いがなかった」などの場合だと、断られる可能性もあるため注意が必要です。もしキャスティングが初めての場合は、キャスティング会社に依頼するなど別の方法を検討してみましょう。
声優個人へ依頼
事務所やプロダクションに所属していない「フリーランスの声優に直接依頼する方法」もあります。新人声優やフリーランスの声優は、クラウドソーシングサイトにアカウント登録している場合が多く、直接オファーすることが可能です。
クラウドソーシングに登録している声優は若手が多く、ベテラン声優よりも安い報酬で依頼できる可能性があります。また、事務所や仲介会社を通さず直接交渉できるため仲介手数料がかからず、キャスティング費用を抑えられるのがメリットです。
一方でクラウドソーシングは事務所に比べて制約が少ない分、契約トラブルに発展しやすい点に注意してください。とくに新人声優だと、「現場到着に遅れる」「連絡がつかなくなる」「契約直前にキャンセルされる」などのリスクがあることを理解しておきましょう。
トラブルを防ぐためにも、事前に実績やプロフィールを確認しておくことが大切です。
キャスティング会社を利用するメリット

声優のキャスティングには、事務所との交渉や権利処理、制作現場の調整など、専門的な知識と経験が欠かせません。こうした工程を企業だけで進めるのは負担が大きく、想定外のトラブルにつながることもあります。
その点、キャスティング会社に依頼すると、次の3つのメリットが得られます。
- ・予算に合わせた最適なキャスティングができる
- ・複雑な権利交渉や進行管理を任せられる
- ・撮影・動画制作までワンストップで依頼できる
それぞれ詳しく紹介します。
予算に合わせた最適なキャスティング
キャスティング会社は、企業が設定した予算の中で「最も効果が出る声優」を提案してくれます。声優ごとのギャラ相場、出演ジャンルの得意分野、ファン層の特徴などを把握しているため、限られた予算でも目的に合うキャスティングがしやすくなります。
たとえば「知名度よりもコストを抑えたい」「SNSでの拡散を狙いたい」「落ち着いたナレーションができる人を探している」など、細かな要望にも対応可能です。複数の候補者を比較したうえで最適なプランを提示してくれるため、費用対効果を高めながらプロモーションを進められる点が大きなメリットです。
複雑な権利交渉と進行管理の代行
声優を起用するときは、出演料の交渉だけでなく、使用期間や媒体の範囲、二次利用など、さまざまな条件の調整が必要です。これらをきちんと整理しておかないと、あとで追加費用がかかったり、予定していた媒体で使えなくなったりと、思わぬトラブルに発展することがあります。
キャスティング会社は、こうした複雑な契約条件の整理や事務所との交渉を一括して代行します。さらに、出演決定後のスケジュール調整や収録当日の進行管理までサポートしてくれるため、担当者が細かな手配に追われる心配もありません。
専門的な判断が求められる工程を任せられることで、企業側は安心して制作に集中でき、プロジェクト全体がスムーズに進みやすくなります。
撮影・動画制作までのワンストップ対応
声優を起用したプロモーションでは、収録だけでなく、撮影機材の手配、スタジオ予約、ディレクション、編集など、多くの制作工程が発生します。これらを自社だけで進めるとなると、外部パートナーの選定や指示出しが必要になり、担当者の負担が大きくなりがちです。
キャスティング会社は、こうした制作フローもまとめて引き受けられるケースが多く、企画段階から完成データの納品まで一貫してサポートします。窓口が一本化されるため伝達ミスが起きにくく、声優の魅力を最大限に引き出したクリエイティブに仕上げやすい点がメリットです。
ワンストップで依頼できることで、スケジュール管理のしやすさやコスト調整の柔軟性も高まり、プロモーション全体の品質向上につながるでしょう。
声優にオファーしたいなら株式会社クロスアイへ!

声優のキャスティングを成功させるには、ある程度の知識・経験が欠かせません。もしキャスティングが初めての方や交渉に不安な方は、「株式会社クロスアイ」におまかせください。
株式会社クロスアイは「心底楽しむ、楽しませる。」をモットーに、2019年に創業したキャスティング会社です。現在は、年間2,000件の案件に携わっており、豊富な起用実績にもとづき、お客様に安心感を提供します。
当社では、声優だけでなく、モデル・タレント・インフルエンサー・YouTuberなど、さまざまなジャンルの方をキャスティングできます。また、プロジェクトの方向性や希望に合わせて活用できるのも強みです。
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まとめ

声優のキャスティングは、ファンへの強いアプローチ力やSNSでの拡散、幅広い層への訴求など、企業プロモーションに大きな効果をもたらします。
また、動画広告・音声メディア・店内放送・イベントなど活用シーンが広がっており、目的に応じて柔軟に起用できる点も魅力です。
一方で、依頼方法によっては報酬の仕組みや契約条件、権利の取り扱いなど、専門的な知識が求められます。キャスティング会社を活用すれば、声優選定から交渉、進行管理、制作面のサポートまでまとめて任せられるため、初めての企業でも安心して進められるでしょう。
「誰を起用すべきか迷っている」「予算内で最適な提案を受けたい」そんな方は、ぜひ一度クロスアイにご相談ください。多数のキャスティング実績をもとに、目的に合わせた最適な声優をご提案いたします。