モデルの手配方法を紹介!費用相場や注意点を抑えてモデルをキャスティングしよう
イベント出演やPR、SNSのプロモーションなどのあらゆる場面で、話題や人気を集めるモデルが活躍しているのを見かけます。
人気のモデルが起用される背景には、大きな宣伝効果を得られる、ブランド力が上がるなどさまざまです。
しかし「イベントにモデルを手配したい!」と思っても、モデルの手配方法が分からず、悩まれる方も多いのではないでしょうか。
- 「モデルの手配方法が分からない」
- 「モデルの手配したときの費用感が知りたい」
- 「キャスティングで注意すべき点を知りたい」
上記のような方に向けて、本記事では、モデルのキャスティング経験がない方でも、トラブルなくモデルを手配する方法を紹介します。
モデルの費用相場やキャスティングに関する注意点についても解説するので、ぜひ参考にしてください。
5つの手配方法|モデルをキャスティング
モデルを手配する方法は、以下の5つです。
- ・モデル事務所に依頼
- ・キャスティングの会社に依頼
- ・SNS経由で直接依頼
- ・自社サイトで募集する
- ・知り合いに依頼する
それぞれ解説します。
モデル事務所に依頼
キャスティングしたいモデルが事務所に所属している場合は、モデル事務所のホームページ内にあるお問合せフォームを活用して依頼しましょう。
キャスティング依頼の連絡をするときは、事前にスケジュールや仕事内容、費用などを細かく整理し、契約内容に不備がない状態で依頼する必要があります。
キャスティングの実績が少ないと、契約交渉がスムーズに進まなかったり、事務所側からキャスティングの依頼を断られたりするので注意が必要です。
モデルのキャスティングに慣れていない方は、トラブルのリスクが少ないキャスティング会社に依頼すると良いでしょう。
キャスティングの会社に依頼
モデルの手配を、キャスティング会社に依頼する方法があります。
キャスティング会社とは、PRや撮影、イベントなどでモデルを起用したいと考える企業と、所属モデルを派遣する芸能事務所の間に立って、出演交渉を代行する専門店です。
キャスティング会社は芸能事務所との繋がりを多く持っているため、企画のイメージに合ったモデルを提案・手配してくれます。
また、芸能事務所との契約に関わるさまざまな業務を代行してくれるので、トラブルの危険性が少なく、スムーズに企画を進められるのがメリットです。
直接依頼では難しい依頼でも、キャスティング会社を活用すれば実現できる可能性があります。モデルの起用に慣れていない方は、キャスティング会社への依頼がおすすめです。
SNS経由で直接依頼
SNSのDM(ダイレクトメッセージ)を活用して、モデルに直接依頼する方法もあります。
近年、大御所から駆け出しまで、多くのモデルがSNSを利用しています。SNSは、モデルと直接つながれる窓口として機能するのです。
芸能事務所に依頼する場合と違い、所属事務所を通さずにモデル本人と直接やり取りできるため、スムーズに交渉できるというメリットがあります。
また、駆け出しやフリーランスのモデルを探したい場合は、SNSの検索機能がおすすめです。たとえば、「モデル募集」と検索すると、キャスティングに対応できるモデルが見つかる場合があります。他にも、フリーランスモデルは事務所所属のモデルと比べて、費用を抑えられるというメリットもあります。
ただし、SNSでの直接依頼には、モデルの当日ドタキャンや遅刻、モデルとしてのプロ意識が低い、契約内容に関するトラブルなど、デメリットがある点も考慮したうえで、直接依頼を行いましょう。
自社サイトで募集する
モデル側に依頼する方法だけでなく、自社サイトでモデルを募集する方法もあります。
企業に自社サイトがある場合は、応募フォームから集まったモデルを起用することが可能です。
サイト上に、企画内容やテーマの詳細を記載しておけば、企画に魅力を感じたモデルが応募してくれるので、企業側が提示した内容をスムーズに受け入れてもらえる可能性が高まります。
ただし、ニーズに合ったモデルが応募してくれるか分からない、そもそも応募がこないなどの可能性があるので注意してください。
知り合いに依頼する
知り合いのモデルに依頼するのも、モデルをキャスティングする方法のひとつです。
知り合いのモデルへの依頼は、契約内容の交渉がしやすい、コストを抑えられるなどのメリットがあります。また、企画内容を直接伝えられるので、自社の企画イメージや詳細を明確にできることもポイントです。
ただし、企画の提案や契約交渉、スケジュールの調整など、すべて自社で行う必要があるので、キャスティングの実績が少ない人には難しいケースが多いです。
モデルの費用相場
モデルの手配にかかる費用は、キャスティング内容だけでなく、モデルの知名度や人気度で変動します。
ここでは、モデルの手配にかかる費用相場を「事務所所属モデル」「フリーランスモデル」の2つに分けて解説します。
事務所所属モデル
芸能事務所所属のモデルは、手配に必要な費用が約数十万〜数百万程度と、高くなることが多いです。理由として、以下のような点が挙げられます。
- ・所属事務所へのマージンがある
- ・撮影に慣れている
- ・プロとしての教育を受けている
ただし、芸能事務所は知名度の低い駆け出しのモデルから有名モデルまで、数多く所属しています。企業のニーズに合っているのであれば、駆け出しモデルを起用し、少しでも費用を抑えることが可能です。
また、動画撮影やスチール撮影など、モデルへの依頼内容によっても、かかる費用が変わってきます。
PRしたい商品やサービスのターゲットや予算に合ったモデルを手配することが大切です。
フリーランスモデル
フリーランスモデルの場合は、駆け出しのモデルや芸能事務所から独立したモデルまで、幅広く存在します。
事務所へのマージンがないため、事務所所属のモデルと比較して、費用を抑えやすいです。
1案件数万円から依頼できるモデルや実績重視の無料撮影を引き受けてくれるモデルなど、少ない費用でキャスティングできるメリットがあります。
ただし、元々芸能事務所にいたことで、依頼者側の事情や現場を知っているモデルも一定数います。
事務所所属のモデルと同等または、それ以上の費用を提示されることもあるので、契約交渉は慎重に進めましょう。
モデルをキャスティングするときの費用相場についてさらに詳しく知りたい方は、「モデル撮影の相場はどれくらい?費用が決まるポイントや料金を安く抑える方法を解説」の記事を参考にしてください。
モデルを手配するときの2つの注意点
モデルを手配するときは、契約に関するトラブルや手配のミスが生じないように、以下の2点に注意してください。
- ・ターゲット、伝えたいイメージを明確にする
- ・予算、使いたい媒体、試用期間、撮影時期を決める
それぞれ解説します。
ターゲット、伝えたいイメージを明確にする
企画を進める上で、ターゲットを明確にしておくことは重要です。
ターゲットを明確にして、イメージに合うモデルを手配できるかどうかで、商品の宣伝効果や購買効果、イベントが広く拡散されるかなどに影響します。
企業が伝えたいイメージを明確にしていないと、モデルを手配しても企業のブランド力や商品の売り上げアップにはつながりません。必ず、事前準備の段階で、自社が伝えたいイメージを明確にしておきましょう。
予算、使いたい媒体、使用期間、撮影時期を決める
モデルと契約交渉するときは、予算や使いたい媒体、試用期間、撮影時期などについて細かく決めておきましょう。契約内容が曖昧で不備があると、さまざまな権利上のトラブルが生じるおそれがあります。
特に、費用・報酬面はトラブルが起きやすいです。「交通費は出るのか?」「報酬はいくらお渡しするのか?」などを曖昧にしてしまうとトラブルになる可能性が高いので、注意してください。
また、イベントでの撮影の有無、SNSで写真・動画を投稿するのかなど、モデルの肖像権に関しても理解しておきましょう。「出演してくれているから」などの理由で無断で撮影・写真動画の使用をしてしまうと、権利上のトラブルにつながるおそれがあります。
使用期間も肖像権に含まれており、期間によって費用が変化するので、契約前に適切な使用期間を定めておくようにしてください。
まとめ
本記事では、費用相場や注意点を抑えて、モデルを手配する方法を5つ紹介しました。
モデルを手配するとき、フリーランスモデルや芸能事務所に所属しているモデルによって費用相場が変動する可能性があるので、契約交渉は慎重に進めましょう。
またモデルとの契約交渉において、権利上のトラブルが生じないよう予算や使いたい媒体、使用期間など細かく提案することはもちろん、商品の宣伝効果に影響するターゲットやイメージを明確に伝えることも大切です。
キャスティング会社は、芸能事務所と企業の仲介をして、取引や契約などもすべて代行してくれる専門企業です。キャスティング経験が少ない、なるべくトラブルを起こしたくない、と感じている方は、キャスティング会社に相談することをおすすめします。
株式会社クロスアイは、「日本で一番芸能に詳しい会社」として、年間2,000件の有名人を提案・手配する豊富な実績を持ちます。モデルの手配はもちろん、動画制作の事業も行っており、キャスティングから撮影・編集まで、一括での依頼が可能です。
無料相談にも対応していますので、モデルの手配を検討されている方は、ぜひ一度、クロスアイにご相談ください。