<メルマガ特集>マニアックな専門家の探し方!キャスティング会社の実践ノウハウを紹介


「このテーマに詳しい人、どうやって探せばいいんだろう?」
法律の変更や業界トレンドをテーマにしたセミナー、ちょっと専門的な企画や、社会課題に向き合うイベントなど、しっかりとした知見を持った“語り手”が必要になる場面って、意外と多いんです。
でも実際に探してみると、なかなか情報が見つからなかったり、やっと候補が見つかってもスケジュールや条件が合わなかったり…。そう簡単にはいかないのが現実です。
この記事では、そうした“マニアックな専門家”の探し方や、キャスティング方法について、実例を交えてわかりやすくご紹介します!
「自分たちで探すのは難しいかも……」と感じている方にもヒントになる内容です!ぜひ最後までご覧ください。
高難度!マニアックな専門家探し

専門家のキャスティングと聞くと、「その分野に詳しい人を見つければOK」と思われがちですが、実際はそう簡単ではありません。
特に、ニッチなテーマや専門性の高い話題になると、そもそも候補者がどこにいるのかすら分からない、なんてこともよくあります。
また、やっと見つけたとしても、その人が“起用できる状態”とは限らないのが専門家キャスティングの難しいところです。
例えば、人前で話すことに慣れていなかったり、イベントや取材などの出演に消極的だったり。「この人にお願いしたいのに難しそう…」となるケースも少なくありません。
さらに、候補者が見つかっても、案件ごとに条件や制約がつくのも悩みどころ。「詳しい」だけじゃなく、「お願いできる」かどうかまでを含めて探す必要があるので、想像以上に手間がかかるんです。
専門的な知識があるだけでなく、発信力や対応力も兼ね備えた人って、実はなかなか見つからないんですよね。こうした“ひとクセある”専門家をキャスティングするには、やはり工夫が必要です!
専門家キャスティングについては、「専門家をキャスティングする方法を紹介!メリットや費用相場についても解説」の記事もあわせてご覧ください。
<実例紹介>制約の多い専門家キャスティングの工夫

実際にあった事例をご紹介します。ある講演会で、「条例変更について話せる専門家を探してほしい」というご依頼がありました。しかも、条件はかなり具体的。
・条例変更の影響を受ける当事者であること
・Web上でアーカイブ配信が可能なこと
・限られた予算内で対応すること
・指定された日程にスケジュールが空いていること
中でも、アーカイブ配信の可否は、キャスティング上の大きなハードルになりました。
というのも、マネジメント会社に所属する専門家の場合、肖像権の管理が厳しく、Webでの長期掲載がNGなケースが多いんです。
そこで今回は、フリーランスや法人の広報担当者など、比較的柔軟に対応できる方を中心に候補を絞っていきました。
こうした条件の多いキャスティングでは、どれだけ早く・的確に候補を見つけられるかが重要です。
次の章では、実際にどうやって候補者を探し、絞り込んでいったのかをご紹介します。
キャスティング会社直伝!マニアックな専門家の探し方

マニアックな専門家を探すとき、クロスアイでは次のようなリサーチ手法を使っています。
- 1、Web・SNSを活用したキーワードリサーチ
- 2、業界団体・協会からのリストアップ
- 3、他の専門家からの紹介
それぞれ紹介します!
1、Web・SNSを活用したキーワードリサーチ
まずは、Web検索やSNSから候補者の情報を探していきます。
とはいえ、「〇〇 専門家」と検索するだけでは、なかなか思うように見つからないもの。そこで大事なのが、「実際にこのテーマについて発信していそうな人は、どんな言葉を使っているか?」という視点から、検索ワードを少し変えてみることです。
例えば、更年期をテーマにしたヘルスケア商品の広報企画で、「医学的な知見もありつつ、親しみやすく語れる人」を探したいとします。
「更年期 医師 講演」といった検索ワードでは、学会や医療機関の情報ばかりがヒットしてしまい、実際に登壇をお願いできそうな人にはなかなかたどり着けません。
そんなときは、「40代 女性 ホルモン バランス ブログ」や「更年期 セルフケア SNS」などのワードから、当事者に寄り添った情報を発信している人にアプローチしてみるのがおすすめです。
一見、個人ブログやライフスタイル発信に見えても、実はその裏に医師や看護師、薬剤師といった専門家がいた、なんてことも珍しくありません。
こうした方々は、難しいことをわかりやすく伝えるのが上手で、登壇やメディア対応にも慣れているケースが多いんです。見つかれば、かなり有力な候補になりますよ!
2、業界団体・協会からのリストアップ
次に活用するのが、関連する業界団体や協会です。
業界団体や協会の公式サイトには、会員名簿や活動実績が掲載されていることがあります。、そこから、候補者の情報をピックアップしていきます。
例えば、制度やルールに関するテーマなら、その分野の協会で役職に就いている人や、専門委員として名前が挙がっている人が有力候補になることも。
こうした肩書きだけでなく、「どんな活動をしているか」「これまで何をテーマに話してきたか」などを調べると、その人の専門性や立ち位置が見えてきます。
また、場合によっては、団体の事務局に直接問い合わせて「このテーマに詳しい方っていらっしゃいますか?」と相談してみるのもアリです。
リレーションが取れれば、候補者を紹介してもらえたり、複数の方を教えてもらえることもあります。
さらに、登壇動画やSNSの投稿もチェックしておくと安心です。
専門性だけでなく、話し方や発信のテンション感が案件に合うかどうかも、意外と大事なポイントなんです。
3、他の専門家からの紹介
そして、最終手段として頼れるのが「紹介」です。
スケジュールが合わなかった候補者に「他にこのテーマに詳しい方、ご存じないですか?」と聞いてみると、意外なつながりが広がることもあります。
表には出てこないけれど、“その世界では有名”というような人にたどり着けることも少なくありません。
さらに、同じ業界内での紹介を通じて見つかった候補者は、信頼関係が築きやすいのがメリットです。「〇〇さんの紹介なら」と前向きに検討してもらえるケースが多く、やり取りもスムーズに進みやすいんです。
また、候補者本人に断られても、その方が橋渡し役になってくれることもあり、人脈の力って本当に大きいなと感じます。
もし、紹介してもらった方にお断りされた場合でも、「あの人なら詳しいかも」と、さらに別の方につないでもらえることもあります。
こうやって人から人へとつながっていくのも、業界内のネットワークを使ったキャスティングならではの面白さです!
マニアックな専門家探しのポイント

マニアックな専門家を探すときは、探し方だけでなく、探すときの視点や判断の仕方にもちょっとした工夫が必要です。
まず大切なのは、「知識があるかどうか」だけで候補を判断しないこと。SNSでの発信や登壇の様子から、話す力や伝え方、出演に対する姿勢なども含めて、“お願いできるかどうか”を見極めることが大切です。
実績があっても、発信が一方通行だったり、協力的でない方だと、キャスティング後にギャップが生まれることもあります。
また、スケジュールや出演条件、メディア露出への考え方なども早めに確認しておくと、「見つけたけどお願いできない…」という事態を防げます。
それでも候補が見つからないときは、“自力で探さなきゃ”という発想を少しゆるめてみるのも一つの方法です。「このテーマに詳しい方、ご存じないですか?」と周囲に声をかけてみると、意外なつながりから信頼できる人に出会えることもあります。
テーマがマニアックになるほど、検索だけでは限界が出てきます。だからこそ、“検索力”よりも「この人にお願いできるか」を見極める力や、アプローチ方法を変える柔軟な発想が活きてくるんです。
マニアックな専門家探しはキャスティングのプロに任せよう!

専門家探しは、やってみると想像以上に大変です。
どこにいるかわからない、条件が合わない、やっと見つかっても連絡がつかない…。情報が少ない分、思った以上に時間も手間もかかってしまいます。
そんなときこそ、キャスティング会社の出番です。
キャスティング会社のクロスアイでは、リサーチはもちろん、候補者とのやり取りや条件調整、出演交渉までを一括で対応しています。
内容がニッチでも、条件が細かくても、これまでの経験とネットワークを活かして、最適な人をご提案いたします!
「これ、お願いしても大丈夫かな?」と思うようなテーマでも、まずは気軽にご相談ください。
まとめ
マニアックな専門家を探すのは、想像以上に手間がかかるものです。
検索では出てこない、条件が合わない、連絡がつかない――そんな壁にぶつかることも少なくありません。
しかし、探し方を少し変えたり、視点を柔軟にするだけで可能性が広がることもあります。
大切なのは、“専門的な知識がある”というだけでなく、“その場にフィットする人かどうか”を見極める視点です。話し方や発信スタイル、協力姿勢まで含めて考えることで、よりよいキャスティングにつながります。
クロスアイでは、ニッチなテーマや特殊な条件の案件にも柔軟に対応しています。
年間2000件に及ぶキャスティング実績をもとに、最適な専門家をご提案いたします!ご相談は無料ですので、まずはお気軽にお問い合わせください!
