フリーランスモデルの撮影にかかる料金相場を紹介!事務所所属モデルとの違いや注意点も
モデルに仕事を依頼するときに、「フリーランスモデルの料金相場ってどのくらいだろう」「事務所所属モデルと何が違うの?」と疑問に思っている方は多いのではないでしょうか。
この記事では、フリーランスモデルの料金相場や起用のメリット、探し方などを解説します。事務所に所属しているモデルとフリーランスモデルの違いも紹介するので、ぜひ仕事を依頼するときの参考にしてください。
フリーランスモデルの撮影にかかる料金相場
フリーランスモデルに撮影を依頼するときの料金相場は、以下の表のとおりです。
種類 | フリーモデル |
スチール撮影 | 10万円~/1日拘束、1年間の肖像使用 |
ムービー撮影 | 10万円~/1日拘束、1年間の肖像使用 |
イベント出演 | 3万円〜/1日 |
SNS投稿 | 1万円〜/1投稿 |
事務所に所属しているモデルと比較すると、約半額ほどの金額で撮影を依頼できます。撮影や宣伝の費用を抑えたいときは、フリーランスモデルへの依頼がおすすめです。
ただし、モデルの知名度や人気によって依頼の料金は変動します。また、事務所所属のモデルより個人で取引を行うフリーランスモデルの方が費用を交渉しやすい場合が多いでしょう。
依頼の内容や拘束時間、顔出しの有無、肖像の使用期間などによっては、相場より費用を抑えられるかもしれません。できるだけ撮影や広告にかける費用を抑えたいときは、フリーランスモデルへの依頼がおすすめです。
モデルの料金相場についてさらに詳しく知りたい方は、「モデル撮影の相場はどれくらい?費用が決まるポイントや料金を安く抑える方法を解説」をご覧ください。
「フリーランスモデル」と「事務所所属モデル」の違い
「フリーランスモデル」と「事務所所属モデル」の違いは、以下のとおりです。
フリーランスモデル | 事務所所属モデル | |
費用 | 10万円~ | 20万円〜 |
仲介料 | 不要 | 必要 |
費用や契約内容などの交渉 | 交渉しやすい | 交渉は難しい |
最適なモデルの探しやすさ | 多くのモデルの中から最適なモデルを探すことはとても大変 | モデル事務所が選定した中から決めるので探しやすい |
信頼性 | 撮影に来ないことや連絡が取れない、当日キャンセルされるリスクもある | 事務所の保証があるので安心 |
モデルのスキルや表現力 | モデルによって差がある | 事務所の教育によりある程度担保されている |
フリーランスモデルは、個人相手なので費用や契約内容の交渉をしやすく、撮影内容の使用範囲や利用期間を柔軟に調整できます。
ただし、「モデル」と名乗れば誰でもモデルになれるので、フリーランスモデルの中には素人モデルも含まれます。モデルとしてのプロ意識が低く、連絡が取れなくなる人や撮影に遅刻・当日キャンセルする人を選んでしまうリスクもあるでしょう。
被写体としてのスキルや表現力が低い素人モデルを選んでしまうと、理想的な表情やポーズの撮影が難しいこともあります。
一方、事務所所属モデルは、事務所が相手なので細かい交渉は難しく、希望通りの契約にならないかもしれません。
しかし、撮影内容に最適なモデルを決められるので、モデルの信頼性も高く安心して理想的な撮影が実現できるでしょう。事務所で教育を受けているモデルは、スキルや表現力があり撮影に慣れているので、スムーズに撮影を進められます。
撮影費用を抑えつつ契約内容の交渉もしたいなら、フリーランスモデルへの依頼がおすすめです。モデルを探す手間や撮影のリスクを減らしたいなら、事務所に所属しているモデルへ撮影を依頼しましょう。
フリーランスモデルの仕事内容
フリーランスモデルの仕事内容は、主に5つです。
仕事内容 | 特徴 |
読者モデル・雑誌モデル | ・雑誌のターゲットである「読者」に身近な存在 ・素人モデルもいる |
被写体モデル | ・素人のカメラマンの練習台として撮影 ・新しいカメラや機材を試すための撮影 ・素人モデルが多い |
ポートレートモデル | ・素人のカメラマンの練習台として撮影 ・新しいカメラや機材を試すための撮影 ・素人モデルが多い |
CMモデル | ・企業からの依頼 ・オーディションで決まることが多い |
ファッションモデル | ・ファッションブランドからの依頼 ・ブランドの衣類を着て撮影やイベントに参加する ・プロポーションの維持が必要 |
「モデル」の仕事内容はさまざまであり、雑誌や被写体、ポートレートモデルは、素人でも参加できます。
CMモデルやファッションモデルには被写体としての高いスキルや表現力が必要です。オーディションで選ばれることやプロポーションの維持が必要であり、プロのモデルが多い仕事といえます。
フリーランスモデルを起用するメリット
フリーランスモデルを起用するメリットは、以下の2つです。
- ・コストを抑えられる
- ・柔軟性がある
それぞれ詳しく解説します。
コストを抑えられる
個人で活動するフリーランスモデルは仲介料が必要なく、撮影にかかるコストを抑えられます。依頼費用は、モデル自身が撮影内容や肖像の利用期間などによって決めるため、モデルの判断次第で相場料金より安くなることもあるでしょう。
撮影コストを抑えて余った予算でWeb広告の露出を増やすことや、新たな広告の制作もできるかもしれません。事務所所属モデルに依頼するより撮影コストを抑えられるフリーランスモデルを起用して、限りある広告予算を上手く活用しましょう。
柔軟性がある
フリーランスモデルは、個人だからこそ撮影の内容によって柔軟に対応してもらえることがメリットです。たとえば、費用や撮影内容、契約について交渉しやすい傾向があります。
手や足などの部位のみの肖像を利用することで費用を抑える交渉や、肖像を利用する期間を伸ばす交渉などもできるでしょう。柔軟性があるフリーランスモデルに依頼すると、撮影したい内容や広告に最適な条件を交渉できます。
細かな交渉を希望するならフリーランスモデルへの依頼がおすすめです。
フリーランスモデルの探し方
撮影を依頼できるフリーランスモデルの探し方は、以下の3つです。
- ・キャスティング会社に依頼する
- ・モデルマッチングサイトを使う
- ・SNSを活用して探す
それぞれ詳しく解説します。
キャスティング会社に依頼する
キャスティング会社はフリーランスモデルとのコネクションや豊富なノウハウ、業界知識を持っています。
撮影費用を抑えて細かな契約の調整ができても、数多くのフリーランスモデルの中から最適なモデルを選ぶのは負担が大きいものです。また、多くの時間や話し合いが必要になるでしょう。モデル探しや交渉などの負担を減らすためにも、キャスティング会社への依頼がおすすめです。
フリーランスモデル探しに不安を感じるなら、撮影に最適なモデルを探しから交渉まで任せられるキャスティング会社に依頼しましょう。
モデルマッチングサイトを使う
モデルマッチングサイトとは、モデルをやりたい人と仕事を依頼したい人がつながるマッチングサービスです。モデル募集にモデルが応募することで、簡単にマッチングできます。
しかし、モデルマッチングサイトは、どのような人でもモデルに登録できてしまうというデメリットがあります。スキルが低くプロ意識のない素人モデルとのマッチングは、大きなリスクとなるでしょう。また、モデルマッチングサイトの利用には手数料が発生するので、想定よりコストがかかるかもしれません。
このように、手軽にモデルを探すことが可能である一方、素人モデルを選んでしまうリスクやコスト面のデメリットも把握する必要があります。
SNSを活用して探す
SNSの検索機能を活用し、「被写体」や「モデル」というキーワードで検索すると、簡単に多くのモデルを見つけられます。SNSで依頼したいモデルを見つけたら、ダイレクトメッセージで連絡を取ることが可能です。
しかし、SNSに投稿している画像が本人の写真とは限りません。AIで生成した画像やフリー画像、無断転載の画像の可能性もあるので、慎重に見極める必要があります。
知っておこう!フリーランスモデルの選定ポイント
フリーランスモデルの選び方を間違えると、売上や認知の拡大などの理想的な宣伝効果を得られない可能性があります。フリーランスモデルを選ぶときは、以下の3つのポイントを意識しましょう。
- ・適性やスキル
- ・価格や契約条件
- ・コミュニケーション能力
それぞれ詳しく解説します。
適性やスキル
フリーランスモデルを選ぶときは、直感的にモデルの見た目だけで選ぶのではなく、過去の実績を確認することをおすすめします。
依頼内容と似た実績があれば、理想的な撮影ができる可能性が高くなります。表情やポージングを確認し、モデルの雰囲気が起用したいイメージに合っているかチェックして起きましょう。
たとえば、商品のイメージに合わないたモデルを選ぶと、商品が魅力的にアピールできないため、モデルの雰囲気を見極める必要があります。
価格や契約条件
予算に合わない価格や希望の契約条件が通らないモデルに依頼してしまうと、広告の費用対効果が悪くなります。
肖像の利用期間や掲載範囲に制限があると、依頼側が損をするかもしれません。予算に合わない費用を支払うリスクや損になる契約を避けるために、モデルの価格や契約条件はしっかりチェックしましょう。
コミュニケーション能力
フリーランスモデルを選ぶときは、スムーズなやり取りや最低限のビジネスマナーなど、コミュニケーション能力が高いモデルがおすすめです。
コミュニケーション能力があるモデルは、途中で連絡を取らなくなることや撮影当日にキャンセルすることもありません。また、やり取りによるコミュニケーションコストも負担が少ないでしょう。
スムーズな撮影になるよう、フリーランスモデルのコミュニケーション能力はしっかり確認しておきましょう。
モデルの起用なら|株式会社クロスアイへご相談ください
株式会社クロスアイは、年間2,000件ほどのキャスティングを行っているキャスティング会社です。「日本一芸能に詳しい会社」として、専門分野に精通したディレクターが撮影に最適なモデルを提案します。課題を解決するためのモデルの起用方法やPR戦略の選定も可能です。
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まとめ
フリーランスモデルは、事務所所属のモデルと比較して、モデル個人と仕事のやり取りができるので費用を抑えることが可能です。撮影内容や肖像の利用期間、使用範囲などの契約についても交渉できる柔軟性があり、理想的な撮影が実現できるでしょう。
フリーランスモデルを探すときにモデルマッチングサイトやSNSを利用すると、素人モデルや費用、イメージが合わないモデルを選んでしまうリスクがあります。そこで、キャスティング会社への依頼がおすすめです。
できるだけ少ない負担で最適なフリーランスモデルを選ぶなら、キャスティング会社への依頼がおすすめです。株式会社クロスアイの持つ強固な芸能コネクションと豊富なノウハウで、フリーランスモデル選定や交渉をサポートします。無料でお悩みを伺いますので、まずはお気軽にご相談ください。