フリーモデルとは?キャスティングするメリットやデメリットを解説

フリーモデルとは?キャスティングするメリットやデメリットを解説。

近年、SNSの普及によりフリーモデルが注目を集めるようになりました。商材の宣伝やPRのため、フリーモデルを起用したいと考えている企業は多いのではないでしょうか。

フリーモデルを起用したいけど、「フリーモデルをキャスティングするメリットやデメリット」や「フリーモデルを起用するときの料金相場」が分からない方も多くいます。

フリーモデルをキャスティングする方法についても知りたい。
お悩みさん
お悩みさん

このような方のために、本記事では、フリーモデルの特徴とキャスティングするときのメリットやデメリットを解説します。また、依頼方法や料金相場も合わせて紹介するので、フリーモデルのキャスティングを考えている方は、ぜひご覧ください。

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フリーモデルとは「事務所に所属していないモデル」

モデルの撮影の様子。

フリーモデルとは、プロダクションや事務所に所属していないモデルのことです。
フリーランスモデルは、駆け出しの新人モデル、芸能事務所から独立したベテランモデルなど、幅広く存在します。

事務所への手数料がないため、事務所所属のモデルと比較して、費用を抑えやすいのが特徴です。
モデルの経験や条件によって変動はありますが、1案件を数万円から依頼できたり、実績を積むため無料撮影を引き受けてくれたりするので、低コストでキャスティングできるメリットがあります。

ただし、フリーモデルの中には、以前に芸能事務所に所属しており、依頼者側の事情や現場を知っている人もいます。事務所所属のモデルよりも高いキャスティング費用を提示されることもあるので、契約交渉は注意しましょう。

フリーモデルは、比較的費用を抑えやすいんだね。
お悩みさん
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フリーモデルをキャスティングするメリット

モデル撮影の様子。

代表 布目
代表 布目
フリーモデルはをキャスティングするメリットは2つです!

フリーモデルをキャスティングするメリットは、下記の2つです。

  • ・費用を安く抑えられる
  • ・柔軟に交渉できる

メリットを把握していれば、自社に最適なモデルのキャスティングが可能です。
それぞれ解説します。

費用:安く抑えられる

モデルのキャスティング費用を安く抑えられる点は、フリーモデルを起用する大きなメリットです。
フリーモデルはどこの事務所にも属していないため、仲介手数料がかからず、費用を安価に抑えられます。

事務所に所属しているモデルをキャスティングした場合、有名モデルなら1案件あたり数十万〜数百万程度の予算が必要な場合が多いです。依頼内容やモデル経験にもよりますが、フリーモデルの場合、1案件あたり数万円から依頼できます。
ただし、元々芸能事務所にいてフリーモデルになったモデルは、事務所所属しているモデルと同じ、もしくはそれ以上の金額を交渉してくることもあるので注意してください。

フリーモデルは、事務所に所属しているモデルを起用した場合と比較して、費用を抑えやすいといえます。

契約条件:柔軟に交渉できる

フリーモデルのキャスティングは、契約条件をある程度柔軟に交渉できるのが特徴です。

仲介役になる事務所が存在しないため、依頼側の要望をモデルに直接伝えられます。意思の疎通を図りやすく、お互いの認識のズレを避けられることは、大きなメリットです。

また、モデルを使用した写真や動画には通常、使用期間が定められています。基本的に、契約期間の間は同業他社の案件を受けてはならないとされるため、事務所に所属しているモデルに対してはあまり長期間の使用許諾を得ることは難しいです。

フリーモデルの場合は、被写体との直接交渉ができるため、使用期間についての交渉も事務所に所属したモデルと比べて容易だといえるでしょう。

フリーモデルをキャスティングするデメリット

モデル撮影の様子。

キャスティングの予算が限られている場合や柔軟に交渉したい場合は、フリーモデルは非常に効果的です。
しかし、フリーモデルのキャスティングには、メリットだけでなくデメリットもあります。
ここでは、フリーモデルを起用することのデメリットについて紹介します。

品質:フリーモデルに審査はない

フリーモデルは、事務所に所属していないモデルのため、オーディションなどの事務所に所属するための審査を受けていません。そのため、モデルとして撮影現場の経験が不足していたり、品質が担保されていなかったりするのは、フリーモデルを起用するうえでデメリットといえます。
フリーモデルを起用するときには、宣材写真やポートフォリオを参考にして、自社で審査やモデルの選定をすることが必要です。

信頼性:プロ意識が低い

フリーモデルは、事務所に所属するモデルに比べて、プロ意識が低い可能性があります。事務所に所属しているモデルは、事務所を経由して連絡が取れるため、モデル本人が突然キャンセルするということは滅多にありません。一方で、フリーモデルは事務所の看板を背負わないため、中にはプロ意識が欠けているモデルも存在します。
フリーモデルとの打ち合わせや審査を通じて、相手の人となりを理解することで回避しましょう。

自社でフリーモデルを選定することが難しい場合は、キャスティング業務を一貫してサポートしてくれるキャスティング会社の利用がおすすめです。

キャスティング会社に依頼すれば、デメリットはカバーできそう。
お悩みさん
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フリーモデルの費用相場

モデル撮影の様子。

代表 布目
代表 布目
キャスティングする内容によって、費用も変わります。

フリーモデルの費用相場を、以下の表にまとめました。

種類 フリーモデル
スチール撮影 10万円~/1日拘束、1年間の肖像使用
ムービー撮影 10万円~/1日拘束、1年間の肖像使用
イベント出演 3万円〜/1日
SNS投稿 1万円〜/1投稿

フリーモデルのWeb広告やアパレル関係などのECサイトなどで使用する静止画・スチール撮影の場合は、約6時間の拘束時間・1年間の肖像使用の契約で、約2万円程度の費用が相場です。

動画の場合も同じように、1日あたり約2万円程度が相場です。ただし、撮影に複数日かかるような案件の場合はより多くの費用が掛かることもあるため、予算と相談しながらキャスティングしましょう。

イベント出演については、肖像権の買い取りがないため少し費用が下がり、15,000万円程度が相場とされています。このほか、SNS投稿の依頼をする場合には、そのフリーモデルが持つフォロワー次第ではありますが、1投稿あたり最低2,000円程度の費用が掛かります。

ただし、過去に事務所に所属していたようなフリーモデルの場合は、より多くの費用がかかることもあるため注意しましょう。

モデルの費用相場や費用感について、さらに詳しく知りたい方は、モデル撮影の相場はどれくらい?費用が決まるポイントや料金を安く抑える方法を解説の記事を参考にしてください。

フリーモデルを手配する3つの方法

モデル撮影の様子。

代表 布目
代表 布目
キャスティング会社への依頼がおすすめです!

フリーモデルをキャスティングする主な方法は、以下の3つです。

  • ・マッチングサービスを利用する
  • ・キャスティング会社へ依頼する
  • ・SNSを用いて直接コンタクトを取る

それぞれの方法について、詳しく解説します。

マッチングサービスを利用

マッチングサービスとは、自社が求めている条件や予算を入力すれば、運営側に最適なモデルを選んでもらえるサービスです。マッチングサービスを利用するメリットは、同じ条件や予算内で、さまざまなモデルを比較・検討できる点が挙げられます。

ただし、マッチングの登録費用や成功報酬などの費用がかかる場合があります。自社だけで選定した場合に比べ費用はかかりますが、イメージや予算を伝えるだけで条件に合ったモデルを探してくれるなどのサポートを受けられるため、フリーモデルを探すうえで有効的な方法のひとつです。

なお、サービスを通してモデルとマッチングした後の交渉については、自社で行わなければならないことが多いため、交渉の担当者を決め情報を管理する体制を整える必要があります。

キャスティング会社へ依頼

キャスティング会社とは、企業の課題やプロモーションの目的に合わせて、タレントやモデルのキャスティングを行う会社のことです。

フリーモデルを起用するときには、本来自社でモデルを選定する必要がありますが、キャスティング会社へ依頼すれば、モデルの選定や依頼、交渉までを全て担当してくれます。ギャランティやモデル肖像の利用期間に関する交渉が未経験であったり、苦手だと感じている方には、特におすすめです。

キャスティング会社へフリーモデルのキャスティングを依頼するのは、仲介手数料がかかりますが、モデルを選んで交渉する手間を省けることに加えて、今まで培ってきたノウハウを元に最適なモデルを選んでもらえます。予算と相談しながらキャスティング会社の利用を検討してみましょう。

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SNSを通じて直接コンタクトを取る

フリーモデルをキャスティングするとき、SNSを通じて直接コンタクトを取るという方法があります。

フリーモデルは、自分のSNSアカウントを所持している方が多い傾向にあります。そのため、SNSを活用すれば直接コンタクトを取ることが可能です。

フリーモデルとの直接交渉は話がまとまりやすいことに加えて、中間マージンを省けるというメリットがあります。モデル側も、SNS経由で案件を受けることが多いため、SNSでのやり取りに抵抗がある方は少ないでしょう。

ただし、SNSでコンタクトをとっても、必ず返信してもらえるという訳ではありません。SNSでの依頼は手軽な分、多くの企業が利用しています。そのため、モデル側もすべてのメッセージを確認できない可能性があります。

また、依頼は非対面で行われるため、ドタキャンのリスクも考えられるので注意しましょう。

まとめ

フリーモデルとは?キャスティングするメリットやデメリットを解説のまとめ。

フリーモデルは事務所に所属するモデルと違い、キャスティング費用がお手頃で交渉もしやすいのが特徴です。一方で、モデルの選び方を間違えてしまうと無断でキャンセルされたり、連絡がつかなくなったりなど、思わぬトラブルに見舞われる可能性もあります。
自社でモデルの選定をすることが難しいと感じた場合には、プロの意見を聞くこともおすすめです。

株式会社クロスアイでは、年間2,000件以上の豊富な実績から得たノウハウを元に、企業の抱える課題に合わせたキャスティングを行っています。
キャスティングにお悩みの方は、ぜひ一度ご相談くださいませ。

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