イベントに芸人を呼びたい方必見!費用相場とキャスティング成功のポイント

企業イベントや学園祭など、大切なイベントに芸人を呼びたいと考える方は多いのではないでしょうか。
しかし、芸人にイベント出演を依頼しようと思っても、「どれくらい費用がかかるのか」「どう依頼すればいいのか」など、戸惑うことも少なくありません。
この記事では、芸人の出演料の目安や、イベント内容によって変わる費用をわかりやすく解説します。また、費用を抑えるコツや芸人選びのポイント、依頼時の注意点までお伝えします。
イベントにお笑い芸人を起用したい方や、イベントを盛り上げたい方は、ぜひ参考にしてください。
イベントに芸人を呼ぶときの費用相場

芸人の出演料は、芸人のランクやイベントの規模によって大きく異なります。ここでは、費用の目安を紹介します。予算に合わせた選び方の参考にしてください。
芸人ランク別の出演料
イベントに芸人を呼ぶときの費用は、「若手」「中堅」「大御所」のランクによって異なります。ランク別の芸人を呼ぶ費用相場は、以下のとおりです。
| ランク | 費用相場 |
| 若手 | 数万円~20万円 |
| 中堅 | 50万円~120万円 |
| 大御所 | 120万円~300万円 |
若手芸人はメディア露出がまだ少なく、宣伝効果という点では大きなインパクトは期待しにくいでしょう。しかし、数万円台から依頼できるため、コストを抑えてイベントを企画したい企業に向いています。
一方、中堅や大御所クラスはテレビやSNSでの露出が多く、集客力や話題性が高いのが特徴です。ただし出演料は高額になりやすく、内容によっては300万円を超えるケースもあります。そのため、予算と照らし合わせながら慎重に検討することが大切です。
イベントの規模や内容で変わる費用
芸人の出演料は、ランクだけでなくイベントの規模や内容によっても変動します。たとえば、企業のPRイベントや商業施設での集客イベントなど、人が多く集まる場では、ステージの構成や求められる対応が増えるため、費用が上がりやすい傾向です。
また、イベント内で担ってもらう役割によっても金額は大きく変わります。短いトークだけなのか、ネタ披露を行うのか、MCとして進行まで担当してもらうのかで、準備量や拘束時間が異なるためです。同じ芸人でも、「10分のトーク出演」と「30分のステージ+撮影対応」では相場も変わります。
見積もりを正確にするためには、事前に依頼内容を細かく固めておくことが重要です。「どの時間帯に出演するのか」「どんな内容をお願いしたいのか」を明確にしておくと、後々のトラブルを防げます。
出演料以外に発生する追加費用
芸人をイベントに呼ぶときは、出演料以外の費用も発生します。まず必要になるのが「交通費・宿泊費」です。交通費は移動距離が長いほど金額は高くなり、前日入りや複数日の拘束が必要な場合は宿泊費も追加で発生します。
そのほか、控室の手配やケータリングなど、会場の準備にかかる費用も必要です。準備の内容が増えるほど、必要な経費も大きくなります。
また、企業イベントでは「撮影」や「二次利用」に関する費用が追加されることが多い点にも注意が必要です。写真や動画をSNSに投稿したり、アーカイブとして残したりする場合は、別料金になるのが一般的です。
出演料だけを見ると、後から思わぬ出費が生まれることがあります。依頼の時点で「どこまでお願いするか」「撮影や利用はどこまで可能か」を確認しておくと、費用面での認識違いを防ぎやすくなります。
芸人をイベントに呼ぶときに費用を抑えるコツ

芸人をイベントに呼ぶときの、起用を抑えるコツは以下の2つです。
- ・ビデオメッセージ・リモート出演を活用
- ・早期依頼と複数キャスティング
それぞれ解説します。
ビデオメッセージ・リモート出演を活用
芸人の出演費を抑えたい場合は、現地でのステージ出演だけにこだわらず、ビデオメッセージやリモート出演を検討するのも有効です。
芸人が会場へ移動する必要がなくなるため、交通費や宿泊費がかからず、拘束時間も短く済みます。そのぶん出演料が抑えられるケースが多く、限られた予算でもキャスティングしやすくなります。
また、オンラインでのトーク出演や事前収録のメッセージは、会場の規模に左右されにくい点もメリットです。「イベントの雰囲気づくりに参加してほしいけれど、予算は大きくない」という場合には、こうした方法を選ぶことで無理なく芸人を起用できるでしょう。
早期依頼と複数キャスティング
費用を抑えるためには、芸人の事務所やキャスティング会社へ早めに相談することがとても重要です。出演日が近づくほど、希望する芸人のスケジュールは埋まりやすくなります。直前の依頼になると、事務所側の調整が難しくなるため、費用が高くなるケースもあります。
希望日時が決まったら、できるだけ早めに相談するのがおすすめです。早い段階で動くほど、スケジュールに余裕のある芸人を幅広く紹介してもらいやすくなり、予算も調整しやすくなります。
また、同じ日に複数の芸人をまとめて依頼する方法も有効です。交通費や同行スタッフの手配を一括で調整できるため、結果的に費用を抑えられる場合があります。
イベント内容に合わせて早めに動き、複数の候補を検討しておくと、予算内でより満足度の高いキャスティングがしやすくなります。
芸人を呼べる主なイベントの種類

芸人を呼べるイベント例は、以下のとおりです。
- ・企業イベント|PR・販促キャンペーン
- ・社内行事|忘年会・新年会など
- ・ブライダル|結婚式・二次会
- ・学校行事|学園祭・文化祭
- ・地域イベント|商業施設・自治体企画など
それぞれ解説します。
企業イベント|PR・販促キャンペーン
企業イベントでは、商品の魅力をわかりやすく伝えたり、会場を盛り上げたりする役割として芸人がよく起用されます。トークやネタ披露だけでなく、MCとして進行を任せるケースも多く、イベント全体のテンポが良くなるのが特徴です。来場者の注意を引きつけやすいため、印象にも残りやすくなります。
とくにPRや販促キャンペーンでは、芸人の知名度が告知の後押しをしてくれます。SNSで写真や動画が拡散されやすく、イベント後の情報発信につながる点も企業にとって大きなメリットです。
広告色を強く出しすぎずにメッセージを届けられるため、企業イベントと芸人の組み合わせは相性が良く、多くの場面で効果を発揮します。
社内行事|忘年会・新年会など
忘年会や新年会などの社内イベントでも、芸人のキャスティングは人気です。日常の仕事では味わえない特別感をつくりやすく、社員同士の一体感が生まれやすい点が魅力です。若手芸人のトークライブやネタ披露は肩ひじ張らずに楽しめるため、年代を問わず盛り上がる企画として人気があります。
また、社内表彰やゲームコーナーの進行役として芸人を呼ぶケースも増えています。プロのテンポの良い進行でイベント全体がまとまり、参加型の企画もスムーズに進むようになります。
芸人は場を和ませながら参加者を巻き込んでくれるため、社内行事との相性がとても良い存在です。忘年会や新年会など、さまざまな場面で“盛り上げ役”として頼りにされています。
忘年会に芸人を呼ぶことについて詳しく知りたい方は「芸人を忘年会に呼ぶ費用相場やメリット|キャスティング会社への依頼がおすすめ!」の記事もご覧ください。
ブライダル|結婚式・二次会
結婚式や二次会を「一生忘れられない時間」にしたいという想いから、芸人を呼ぶカップルが増えています。
お祝いメッセージや短いネタ披露があるだけで、会場の空気が一気に明るくなり、ゲストの笑顔も自然に広がります。芸人は人を楽しませるプロなので、スピーチや進行をお願いすると、式全体の雰囲気がより温かくなるのも魅力です。
また、芸人との写真撮影や“その日だけの特別なネタ”は、思い出として強く残りやすく、新郎新婦にとってもゲストにとっても忘れられないワンシーンになります。
ただし、オファーのタイミングには注意が必要です。結婚式の準備は半年以上前から始まりますが、芸人はスケジュールが変動しやすく、早すぎる依頼は受けられないことがあります。一般的には、挙式の2〜3ヶ月前が相談しやすい時期とされています。
結婚式に芸人を呼ぶことについて詳しく知りたい方は「結婚式の余興でおすすめの芸能人は「お笑い・ものまね芸人」!費用や注意点を紹介」の記事もご覧ください。
学校行事|学園祭・文化祭
学園祭や文化祭は、学生にとっても芸人にとっても特別な場です。ネタ披露やトークライブはもちろん、学生とのコラボ企画や司会進行など、参加型のコンテンツとして盛り上がりやすいのが特徴です。
芸人が入ることでステージ進行に安心感が生まれ、運営に慣れていない学生でもイベントを進めやすくなります。会場の空気もまとまりやすく、全体の一体感がつくりやすい点も魅力です。
また、テレビやYouTubeで見る芸人を“生で楽しめる”ことも、学生にとって大きな魅力です。SNS世代の学生と相性が良いことから、写真や動画が発信されやすく、自然と集客につながるケースも多くあります。
学園祭の思い出を残しやすく、イベント全体を明るい雰囲気にしてくれる存在として、芸人の出演は学校行事でも人気の高い選択肢です。
地域イベント|商業施設・自治体企画など
地域イベントでは、幅広い年代が楽しめる企画として芸人がよく起用されます。
たとえば商業施設では、芸人が出演すると買い物客の足が止まりやすく、会場ににぎわいが生まれます。短いステージやトークでも場の空気が明るくなるため、ファミリー層が多いイベントとの相性も良いのが特徴です。
また自治体が行うお祭りや地域イベントでは、芸人が抽選会のMCや地元紹介コーナーを担当するケースもあります。プロが進行に入ることで、イベント全体がまとまりやすくなります。
“テレビで見たことがある芸人が来る”という特別感も、来場者の満足度につながります。地域イベントは幅広い世代が集まる場だからこそ、柔軟に場を盛り上げられる芸人の力が活きるのです。
知っておこう!イベントを成功させる芸人の選び方

芸人をイベントに呼ぶときは、「有名だから」という理由だけで選ぶのはおすすめできません。イベントの目的や来場者の年齢層、会場の雰囲気と合っているかを確認することが大切です。
たとえば、企業イベントなら落ち着いたトークができる芸人が合いますし、学園祭のように盛り上げたい場ではテンポの良いネタを持つ芸人が向いています。
芸人の得意分野やキャリアの方向性もチェックしておきたいポイントです。MCが得意なタイプなのか、ネタ中心で盛り上げるタイプなのかによって、イベントの仕上がりが大きく変わります。
また、SNSでの発信力やオンライン施策との相性も、最近では重要な判断材料です。イベントの目的に合わせて総合的に見ていくことで、満足度の高いキャスティングが実現しやすくなります。
芸人の選び方についてもっと詳しく知りたい方は「イベント出演者の手配ガイド|依頼方法・費用相場・注意点を徹底解説」をご覧ください。
芸人をイベントに呼ぶときの注意点

芸人をイベントに呼ぶときの注意点は、以下の2つです。
- ・契約内容やスケジュールの確認
- ・不祥事などのリスクを考える
それぞれ解説します。
契約内容やスケジュールの確認
芸人をイベントに呼ぶときは、契約内容やスケジュールをしっかり確認することが重要です。
とくに、ギャラやNG事項について双方の認識にズレがあると、契約後にトラブルが発生する原因となります。こうした問題を避けるためにも、事前にしっかりとすり合わせを行い、契約書に明記しておきましょう。
また、人気芸人や大御所クラスは、テレビや企業からの依頼が多く、スケジュールが埋まりやすい傾向があります。そのため、イベントの開催直前に依頼しても、すでに他の仕事が入っていることもあります。
希望する芸人に出演してもらうためには、できるだけ早期に連絡を取り、スケジュールを確保することが大切です。事前にしっかりと確認を行うことで、当日の進行がスムーズになり、イベントを成功に導きやすくなります。
不祥事などのリスクを考える
芸人をイベントに呼ぶときは、不祥事や炎上のリスクも考慮する必要があります。
芸人の不適切な発言や行動が原因で炎上すると、イベント自体が中止になる可能性や、来場者数の減少を招く恐れがあります。また、起用した企業のイメージに悪い影響を与えることもあります。
不祥事が起こると、企業や商品の信頼が損なわれ、販売数の減少などにもつながりかねません。そのため、依頼する芸人の過去の発言や評判をしっかりと確認することが大切です。
リスクを最小限に抑えるためにも、芸人選びは慎重に行い、事前チェックを欠かさないようにしましょう。
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まとめ

イベントに芸人を起用することで、会場の雰囲気を一気に盛り上げ、参加者にとって忘れられない時間をつくることができます。
芸人をイベントに起用する場合、予算や目的に合った芸人選びが重要です。とくに、大御所クラスや人気芸人は高い出演料がかかるため、イベントの目的と予算をしっかりとバランスを取ってキャスティングすることが大切です。
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