インフルエンサーを起用する費用相場は?依頼方法や確認すべきポイントも

カメラに微笑む女性。

商品やサービスのPRのために、インフルエンサーを起用する企業が増えています。インフルエンサーは社会に与える影響力が高く、効果的に集客や売上向上が期待できることが魅力です。

しかし、「インフルエンサーを起用する費用相場が分からない」「依頼する方法は?」と悩んでいる企業もいるのではないでしょうか。

インフルエンサーを起用するといくらかかるんだろう。。
お悩みさん
お悩みさん

この記事では、インフルエンサーを起用する費用相場や依頼のポイントなどを詳しく解説します。インフルエンサーの起用を検討している企業は、ぜひ参考にしてください。

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【SNS別】インフルエンサーを起用する費用相場

洋服に囲まれる女性。

代表 布目
代表 布目
インフルエンサーを起用する費用相場です。

インフルエンサーを起用するとき、どのSNS媒体でもフォロワー単価制度(フォロワー1人当たりに設定された金額)によって費用が決まることが一般的です。

ここでは、以下の4つのSNSに分けてインフルエンサーを起用する費用相場について解説します。

  • ・Instagram
  • ・X(旧Twitter)
  • ・TikTok
  • ・YouTube

1つずつチェックしていきましょう。

Instagramの費用相場

Instagramでインフルエンサーを起用する場合の費用は、フォロワー数×2円~3円になります。

Instagramは、10〜30代女性を中心に利用者が多く、写真や画像、短い動画を投稿できるSNSです。視覚重視のため、有形商材や実店舗と相性が良いSNSといえるでしょう。

コスメやファッション、旅行、グルメなどのジャンルは人気が高く、写真や動画によってターゲットに情報をリーチできます。また、ショッピング機能があり、企業のサイトに紐付けられることも特徴です。

X(旧Twitter)の費用相場

X(旧Twitter)でインフルエンサーを起用する場合の費用は、フォロワー数×2円前後になります。

X(旧Twitter)は、10〜30代を中心に利用者が多く、文章による投稿が特徴です。また、写真や動画の投稿、Webサイトの掲載も可能で、気軽に情報発信できます。リポスト機能があり拡散力も高いため、キャンペーン情報や新製品、サービスを効果的に広められるSNSです。

文章重視のため、無形商材に強いSNSといえるでしょう。

TikTokの費用相場

TikTokでインフルエンサーを起用する場合の費用は、フォロワー数×1円~4円です。

TikTokは、10〜20代の若い世代を中心に利用されています。短い動画投稿が特徴で、テンポやリズム感よく気軽に発信できるSNSです。簡単に投稿できて拡散力も高いため、リアルタイムに感想や体験を広められます。

集中して見られやすい傾向があり、商品やサービスのPRに効果的なSNSといえるでしょう。

YouTubeの費用相場

YouTubeでインフルエンサーを起用する場合の費用は、フォロワー数×3円~5円となります。

YouTubeは、30〜50代を中心に年配の方も多く視聴されているSNSです。短い動画から12時間までの動画が投稿できます。美容やダイエット、料理、ゲーム実況など幅広いジャンルで活用できるSNSのため、あらゆるターゲット層にリーチ可能です。

長時間の動画やライブ配信の機能もあり、実店舗の訪問やイベントの参加など体験型のPRに効果的といえるでしょう。

インフルエンサーを起用|報酬以外の費用

インフルエンサーを起用するときの報酬以外の費用。

報酬以外の費用もかかるんだ。。
お悩みさん
お悩みさん

インフルエンサーを起用するとき、報酬以外に発生する費用は以下のとおりです。

  • ・商品の代金や配送料
  • ・イベント参加費
  • ・二次利用費用
  • ・ツールやプラットフォーム使用料

それぞれ詳しく解説します。

商品の代金や配送料

自社商品の宣伝は、インフルエンサーに商品を無料で提供することが一般的です。実際に使用してもらう商品自体の代金と併せて、商品を発送する配送料は自社が負担する必要があります。

商品によっては、インフルエンサーが現地に訪問するよりも低価格で済む場合があるため、予算計画を立てるときは比較すると良いでしょう。

イベント参加費

企業にインフルエンサーを招待する場合や現地のイベントに参加してもらう場合など、PRの方法によってイベント参加費が発生します。

依頼する内容によっては、交通費や宿泊費、飲食代などイベント参加に関するさまざまな費用を負担する必要があるでしょう。

二次利用費用

二次利用とは、インフルエンサーが自分のSNSで投稿した内容を、企業側の広告やWebサイトに利用することです。

その場合、投稿費用とは別に二次利用に関する費用が発生します。契約時に、二次利用の有無や利用したときの費用について確認しておくことが大切です。

ツールやプラットフォーム使用料

無料のSNS以外にもツールやプラットフォームを使用して、インフルエンサーに投稿を依頼できます。しかし、それぞれの使用料が発生するため注意が必要です。

サービスによって価格は異なりますが、一般的に月額使用料はインフルエンサー報酬額の10〜30%程度になります。

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インフルエンサーに依頼できる仕事内容

スマホで撮影をする女性。

インフルエンサーに依頼できる仕事内容は、以下の3つです。

  • ・SNSにレビュー投稿
  • ・商品の監修やコンサルティング
  • ・ライブ配信で商品宣伝

それぞれ詳しく解説します。

SNSにレビュー投稿

インフルエンサーに自社商品やサービスを使用、体験してもらったあとに、SNSでレビュー投稿をしてもらいます。

商品PRの場合は、インフルエンサーに商品を送る必要はありますが、オンラインのやりとりで完結できるので、気軽に依頼できる方法です。

商品の監修やコンサルティング

自社商品やイベントを新たに企画するとき、インフルエンサーに監修の依頼ができます。

新しい商品やメニューの開発段階から参加してもらい、最新トレンドやネームバリューを取り入れられることが大きなメリットです。

また、企業側とインフルエンサーのコラボ商品・サービスも開発できます。インフルエンサーの影響力を活用し、企業のブランド価値を高められる方法といえるでしょう。

ライブ配信で商品宣伝

SNSのライブ配信機能を活用し、リアルタイムで商品やサービスを宣伝してもらいます。

インフルエンサーと視聴者が、チャットによりコミュニケーションがとれるため、消費者に商品やサービスの魅力をより伝えられることがメリットです。

その場で視聴者の不安が解消され、そのまま購入につなげられる方法といえます。

起用内容によっては得られる効果が多そう!
お悩みさん
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インフルエンサーを起用する4つのメリット

スマホの写真を見る女性。

代表 布目
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インフルエンサーを起用するメリットです。

インフルエンサーを起用するメリットは、以下の4つです。

  • ・ターゲット層に情報が届きやすい
  • ・SNSを通した拡散力が強い
  • ・専門的な知識を持っている
  • ・国内外にアプローチできる

それぞれ詳しく解説します。

ターゲット層に情報が届きやすい

インフルエンサーが発信している情報に、興味を持つターゲット層が明確であることはメリットです。商品やサービスがうまくマッチできていると、商材の良さをしっかりと届けられます。

また、インフルエンサーが使っている商品やサービスを真似したいと考えるコアなファンも数多くいるため、定期的にPR投稿をしてもらうことで、ファンの購買意欲を高められます。

その結果、企業側にとっても商品やサービスの認知度アップ、売上向上につながることは大きな強みです。

SNSを通した拡散力が強い

インフルエンサーはSNSの運用に優れているため、媒体を使った拡散力が強いこともメリットです。とくにフォロワー数が多いほど発信力や拡散力も高くなり、1つの投稿だけで自然に拡散されます。

その結果、商品やサービスの話題性や知名度がアップし、商材の購入につながるといった利点があるでしょう。

専門的な知識を持っている

インフルエンサーは、美容やダイエット、料理、筋トレなど、発信ジャンルにおいて専門的な知識を持っている人が数多くいます。

専門的な知識がない人が発信するよりも信頼性が高まり、広告感が目立ちにくい自然なPR投稿ができるのが特徴です。

また、商品やサービスに対してフィードバックをしてくれることもあり、商材の改善や改良に多いに役立てられます。

このように、インフルエンサーが持つ専門的な知識と強い影響力を活かしたSNSマーケティングができることは、大きなメリットといえるでしょう。

国内外にアプローチできる

SNSの利用者は、日本国内だけではありません。世界中の人々に情報を届けられることがSNSの強みです。インフルエンサーの発信方法によっては、海外にいる消費者にアプローチできます。

国内外でSNSを利用している、より多くの消費者に商品やサービスをPRできるため、認知度アップや販売促進につながります。

PRしたい商品やサービスのターゲットを十分に検討し、インフルエンサーのフォロワー層をしっかりとチェックした上で人選するのがおすすめです。

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インフルエンサーに仕事を依頼|注意すること

打ち合わせをする人々の手元。

代表 布目
代表 布目
商材との相性に注意しましょう。

インフルエンサーに仕事を依頼するとき、注意すべきポイントは以下の4つです。

  • ・商品とマッチしている
  • ・コンテンツ内容をすり合わせる
  • ・契約内容を確認する
  • ・ステマのリスクがある

それぞれ詳しく解説します。

商品とマッチしている

インフルエンサーに仕事を依頼するとき、PRしたい商品や目的と起用するインフルエンサーのイメージがマッチしていることの確認が重要です。

商品とマッチしていない場合、フォロワーやファンが多いインフルエンサーでも、影響力を活かせない可能性があります。また、本来の消費者に発信が届かないため、効果的なPRができないかもしれません。

PR効果を十分に高めるためには、企業の目的に適したインフルエンサーやファンであることを確認し、仕事を依頼しましょう。

コンテンツ内容をすり合わせる

商品やサービスの強みを伝えたうえで、投稿の方向性などのコンテンツ内容をすり合わせすることが大切です。

事前のすり合わせが不十分であると、インフルエンサーと企業側の認識が異なり、トラブルに発展する恐れがあるでしょう。

また、企業側が途中からPR内容の変更や追加をすると、インフルエンサーにとって大きな負担となります。

コンテンツ内容をすり合わせしたあとは、インフルエンサーを信頼する姿勢も大切にしてください。

契約内容を確認する

インフルエンサーと企業側で、報酬やそのほかの費用、投稿の二次利用などの契約内容を確認することも大切です。

事前に契約内容についてインフルエンサーとの確認が不十分であると、双方の認識が異なってトラブルに発生する恐れがあります。

契約に違反することがあれば、契約解除や違約金といった事態が起こってしまうかもしれません。

インフルエンサーを活用したPRが円滑に進むよう、必ず事前に契約内容を確認しましょう。

ステマのリスクがある

PR投稿であるにもかかわらず、表示をせずに投稿することを「ステルスマーケティング(ステマ)」といい、景品表示法違反となります。

インフルエンサーはステマの知識を持つ必要があり、PR投稿には必ず広告であることを表示しなければなりません。

ステマの知識がないインフルエンサーに依頼してしまい表示が不十分であった場合、景品表示法違反や炎上のリスクがあります。その結果、インフルエンサーだけではなく企業のブランドイメージや信頼性が損なわれてしまうでしょう。

SNSでPR投稿を依頼する場合、企業とタイアップしていることを投稿に掲載する認識を確認してください。

インフルエンサーに依頼する3つの方法

スマホを持った女性。

代表 布目
代表 布目
キャスティング会社への依頼がおすすめです!

インフルエンサーに仕事を依頼する方法は、以下の3つです。

  • ・インフルエンサーに直接依頼
  • ・マッチングプラットフォームを利用
  • ・キャスティング会社に依頼

それぞれ詳しく解説します。

インフルエンサーに直接依頼

インフルエンサーはSNSを利用して情報を発信します。SNSを用いた起用は、企業に適したインフルエンサーを探す方法としては効果的といえるでしょう。

ハッシュタグや検索キーワードを入力し、PRしたい商品・サービスにマッチしている発信内容やファン層がいるインフルエンサーを見つけます。起用したい人材が見つかれば、SNSのダイレクトメッセージの機能によって、簡単に直接連絡することが可能です。

SNSを活用した直接依頼は、仲介手数料がないのでコストカットにつながります。ただし、交渉のノウハウや契約に関する法律的な知識が必須です。また、キャスティング業務をすべて自社で進める必要があるため、膨大な業務量となるでしょう。

キャスティングの経験がない企業にとっては難しい方法であり、トラブルに発展するリスクがあるため、注意が必要です。

マッチングプラットフォームを利用

インフルエンサーが登録するマッチングプラットフォームを利用し、希望に合った人材を見つけて依頼する方法もあります。

あらゆるSNS媒体をチェックして選定する手間が省けるうえに、商材と相性の良いインフルエンサーをリストアップできることが特徴です。

ただし、プラットフォームを利用する場合は、月額利用料などの費用が発生します。また、必ずしもインフルエンサーを見つけられるとはかぎりません。

インフルエンサーが登録しているため、選定に時間はかからないものの、依頼交渉や契約の締結などの知識は必要です。

キャスティングの経験がなくノウハウを持っていない企業の場合、業務を進める時間や手間がかかってしまうため注意しましょう。

キャスティング会社に依頼

商品やサービスにマッチしたインフルエンサーを起用するために、キャスティング会社に依頼する方法もあります。

キャスティング会社は業界に精通しているため、インフルエンサーに関する情報を持っている会社です。企業とインフルエンサーの仲介となり、依頼交渉から契約までの業務をすべて代行してくれます。

仲介手数料は発生しますが、少ない手間で企業に最適なインフルエンサーと契約できるため、費用対効果の高い方法といえるでしょう。

キャスティング経験がない企業やキャスティング業務に膨大な時間をかけられない企業は、キャスティング会社に相談してみることがおすすめです。

インフルエンサーを起用するなら「株式会社クロスアイ」

日本一芸能に詳しい会社の株式会社クロスアイ。
インフルエンサーを起用するなら、株式会社クロスアイにお任せください。

クロスアイは、強固な芸能コネクションがある「日本一芸能に詳しい」キャスティング会社です。年間2,000件を超える豊富な実績を活かして、広告やイベントなどさまざまな場面で最適なインフルエンサーを起用しています。

企業に適したインフルエンサーの選定から依頼交渉、スケジュール調整、契約まで、キャスティングに関する業務をすベて代行可能です。

あなたの悩みやご要望をヒアリングし、予算や課題に応じてインフルエンサーを提案します。選定後は、担当ディレクターが責任をもって交渉し、企業のPR活動と販売促進に貢献できることが強みです。

インフルエンサーの起用でお悩みの企業の方は、気軽にお問い合わせください。

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まとめ

スマホを片手にした女性。

インフルエンサーの起用は、どのSNS媒体でもフォロワー単価制度で決まります。そのため、フォロワー数が多いインフルエンサーほど費用は高いですが、強い影響力を活用して商材のPRができるメリットは大きいといえるでしょう。

ただ、インフルエンサーのキャスティングは専門的な知識や業界のノウハウが必要です。依頼や契約においてトラブルを防ぎ、円滑なキャスティングができるよう、代行会社に依頼することをおすすめします。

株式会社クロスアイは、業界と強固なコネクションがありキャスティング実績は年間2,000件以上と豊富です。企業に最適なインフルエンサーの選定から契約まで、一貫してサポートいたします。

初めてのキャスティングでお困りの場合は、株式会社クロスアイにぜひご相談ください。

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