誰を呼ぶかで決まる!集客イベントの成功事例と共通するポイント

集客イベントを企画している方の中には、「どんなイベントが実際に成功しているのか知りたい」「タレントやインフルエンサーを呼ぶべきか迷っている」という方も多いのではないでしょうか。
有名人を呼ぶという方法は、集客を加速させるための強力な手段のひとつです。しかしイベントを成功させるためには、目的やターゲットの設定、告知の方法など、さまざまなポイントを押さえる必要があります。

この記事では、タレントやインフルエンサー起用を含む集客イベントの成功事例を紹介しながら、どんな企画でも応用できる共通ポイントを解説します。これからイベントを企画する方、過去に集客で悩んだ経験のある方は、ぜひ参考にしてください。
集客イベントの成功事例

さまざまな業界で行われた、集客イベントの成功事例を4つ紹介します。どの事例も、集客力アップや話題化につながったものばかりです。
- ・大型スポーツイベント×著名タレント|集客と話題化に成功
- ・航空会社主催イベント×インフルエンサー|SNS拡散と来場を促進
- ・自治体主催イベント×YouTuber|地域活性化とファン集客に貢献
- ・大手飲食チェーン×お笑い芸人|場を盛り上げ話題を獲得
それぞれ解説します。
大型スポーツイベント×著名タレント|集客と話題化に成功
あるボートレース場で開催された大型スポーツイベントでは、格闘技系の著名タレントと女性タレントをゲストに迎えました。公式YouTubeチャンネルの優勝戦ライブ配信に出演し、レースの見どころや注目ポイントを語りながら視聴者を楽しませるという内容です。
さらに現地ではスペシャルトークショーを実施。ファンとの撮影タイムやサイン入りグッズの抽選会も行われ、来場者からは喜びの声が多く上がっていました。
出演情報は公式サイトやSNS、本人のブログでも発信され、ファンからは「実際に会ってみたい」「配信もチェックしよう」といった期待の声が多数上がり、大きな話題になりました。
結果的に、会場への集客だけでなくオンライン配信の視聴数も伸び、SNSでも多くの投稿が見られるなど、集客と話題化を同時に叶えた事例です。
事例はこちら:ボートレース下関「27th CHALLENGE CUP」に蝶野正洋さん、雪平莉左さん、堀未央奈さんをキャスティング!
航空会社主催イベント×インフルエンサー|SNS拡散と来場を促進
ある航空会社が、東南アジア路線の魅力を伝えるプロモーションイベントで、複数の人気インフルエンサーを起用しました。目的は、若年層に情報を届けると共に、リアルな感想や現地の様子を伝える発信を通じて、航空会社や路線への興味を高めることでした。
この施策のポイントは、事前告知で「行ってみたい」という期待感を育て、当日のリアルタイム発信で「今日、行ってみようかな」と思わせるきっかけを作ったことにあります。
この戦略により、SNS上の話題を実際の来場に直結させました。情報拡散と集客の両立という、難しい課題を成功させた事例です。
事例はこちら:セブパシフィック航空主催のイベントにインフルエンサーを複数キャスティング!
自治体主催イベント×YouTuber|地域活性化とファン集客に貢献
子育て世代を集め、地域への愛着を深めてもらうことを目的に、ある自治体とラジオ局が共同で子ども向けイベントを開催しました。ゲストとして招待したのは、教育番組で親しまれ、現在はYouTuberとしても活躍する“お姉さん”です。
当日は1,000人を超える来場者でほぼ満席となり、会場は大盛況。歌やダンスが始まると、子どもたちの歓声と笑顔に包まれました。
参加者からは「楽しかった」「最高の思い出になった」といった声が続々と寄せられ、ファン集客を地域活性化につなげるという目的を見事に果たした成功事例です。
事例はこちら:市のイベントにあつりさとチョッピーの森さんをキャスティング!
大手飲食チェーン×お笑い芸人|場を盛り上げ話題を獲得
ある大手しゃぶしゃぶチェーンが新メニュー発表にあたり、ファンや顧客を招いた体験イベントを開催。CMキャラクターの俳優に加え、集客の目玉として人気のお笑いトリオをゲストに迎えました。
イベント当日は、芸人たちのファンが多数来場。参加者はイベントを楽しんだことで、ブランドへの親近感や好感度も高まりました。
タレントの集客力を活かしてイベントを成功させ、来場者に楽しいブランド体験を提供したことで、結果的に大きな話題性を獲得した成功事例です。
事例はこちら:しゃぶしゃぶ温野菜の新商品PRイベントに3時のヒロインさんをキャスティング!
成功事例に共通する5つのポイント

集客イベントの成功事例には、共通点があります。ここでは、特に押さえておきたい5つのポイントを解説します。
- 1、イベントの目的とターゲットを決める
- 2、参加するメリットをしっかり伝える
- 3、イベント内容に合った会場を選ぶ
- 4、届けたい人に合った方法で集客する
- 5、イベント結果の分析と改善
それぞれ解説します。
1、イベントの目的とターゲットを決める
集客イベントの成功のために、まず重要なのは、イベントの目的とターゲットを明確にすることです。
たとえば、イベントの目的が「ブランド認知の向上」であれば、ターゲットはブランドをよく知らない層になります。そのため、多くの人が参加しやすい公開イベントや、話題性のあるタレントを起用すると、イベントに参加してもらいやすくなるでしょう。
一方で「新商品の販売促進」が目的なら、ターゲットは実際に購買を検討している人や、既存の顧客層です。試食会や体験ブースを設け、商品の魅力を深く知ってもらえるイベントが適しています。
目的とターゲットが曖昧だと、「誰に・何のために」届けたいイベントなのかがブレてしまい、結果として誰の心にも響かない企画になる恐れがあります。目的とターゲットをセットで考えることが、イベント成功への第一歩です。
2、参加するメリットをしっかり伝える
人がイベントに参加するのは、「行く理由」があるからです。そのため、参加することでどんなメリットがあるのかを明確に伝えることが重要です。
たとえば、来場者限定のノベルティがもらえる、新商品を誰よりも早く試せる、憧れのタレントと直接会えるなど、参加者だけに限定された魅力的な特典があれば、それが参加の動機づけになります。
「せっかくだから行ってみよう」、「この機会は逃せない」と思ってもらえると、集客効果は大きく変わってきます。ただ告知するだけでなく、「参加したらどんな良いことがあるのか」を伝えることが、成功するイベントには欠かせないポイントです。
3、イベント内容に合った会場を選ぶ
イベントの成功には、会場選びが大きく影響します。
立地が良くアクセスしやすいことは基本ですが、ターゲット層が普段から集まるエリアかどうかも重要です。また、来場者数に見合った広さがあるか、ステージや音響設備、控室など、イベント内容に必要な設備が整っているかも確認しておきましょう。
たとえば、ファミリー向けイベントであればベビーカー置き場や授乳室があると安心です。ライブイベントの場合は、音響や照明の質によって満足度が左右されます。
このように、会場がイベント内容に合っているかどうかで、参加者の居心地や楽しさが大きく変わります。結果として、イベント全体の評価やブランドイメージにも影響を与えることになるのです。
4、届けたい人に合った方法で集客する
イベントを成功させるには、届けたい相手にきちんと情報を伝えることが欠かせません。どんなに魅力的な内容でも、ターゲットに届かなければ参加してもらえないからです。
たとえば、若年層を集めたいならSNS広告が有効です。メディア露出を狙う場合なら、プレスリリースの配信が適しているでしょう。地域に密着したイベントであれば、新聞の折込チラシやタウン情報誌など、その地域に根差した紙媒体の方が届きやすいこともあります。
重要なのは、ターゲットが普段どのメディアや媒体に触れているかを把握し、そこに合わせた告知方法を選ぶことです。最適な方法を選べば、コストや時間の無駄なく、集客につなげられます。
5、イベント結果の分析と改善
イベントは開催して終わりではなく、終了後の振り返りがとても大切です。参加者アンケートで満足度や改善点を集めることで、どの企画が喜ばれたのか、逆に課題はどこだったのかが見えてきます。
また、SNSでの反響や投稿内容を分析することで、どのような点が話題になったのか、参加者の感想や評価をより具体的に把握できます。
こうした結果を次回以降のイベント企画に活かしていけば、回を重ねるごとに内容が磨かれ、リピーターやファン層も着実に増えていくでしょう。
分析と改善を繰り返すことこそが、イベントを成長させ、企業やブランドのマーケティング活動をさらに強化していくカギになるのです。
イベント集客を加速させるタレント起用の効果

集客イベントにタレントを起用する効果は、以下の3つです。
- ・集客力|タレント自身のファンを動員
- ・信頼性|参加のハードルを下げる
- ・情報拡散力|メディアやSNSを巻き込む
それぞれ解説します。
集客力|タレント自身のファンを動員
タレントにはもともと熱心なファン層が存在しています。そのため、出演の情報が告知された時点で「会いたい」「直接見たい」と思うファンが来場を決めるケースは少なくありません。イベント自体に興味がなくても、好きなタレントが出るなら行きたいと感じる人は多く、高い集客力につながるのです。
さらに、タレント本人がSNSで告知すれば、その情報がファンコミュニティに広まり、想定以上の集客につながることもあります。
このように、タレント起用は広告以上に、実際に足を運んでもらえる強力な効果を発揮します。集客イベントを成功させたい企業にとって非常に有効な手段と言えるでしょう。
信頼性|参加のハードルを下げる
タレントを起用することで、イベント自体の信頼性や安心感が高まります。認知度のある芸能人や著名インフルエンサーが関わっているだけで、「このイベントはしっかりしている」「怪しいところじゃなさそう」と感じてもらえるためです。
特に初めて参加する人にとっては、タレントの出演が参加を決める大きなきっかけになることも少なくありません。また、タレント起用は企業やブランドのイメージ向上にもつながり、イベント自体への期待感を高める効果もあります。
新規の顧客層を取り込みたいイベントでは、安心感やブランド価値を高められるタレント起用が特に効果的です。
情報拡散力|メディアやSNSを巻き込む
タレントを呼んだイベントは、当日の集客だけでなく、終了後の情報拡散にも強みがあります。イベント当日にファンがSNSへ投稿した内容が拡散されることで、参加していない人にも「こんなイベントがあったんだ」と印象づけることができます。
また、出演情報がニュース記事として取り上げられることも多いです。メディアに紹介されることで、より多くの人に知ってもらえる効果が生まれます。
こうした二次拡散が広がれば、次回イベントの集客やブランド認知の向上にも好影響を与えるでしょう。拡散力は広告費では換算できない大きな価値があり、タレント起用の魅力のひとつと言えます。
イベントを成功に導く!タレントの選び方

イベントを成功させるためのタレントの選び方は、以下のとおりです。
- ・イベントの目的・世界観と合っているか
- ・集めたい客層とファン層は一致しているか
それぞれ解説します。
イベントの目的・世界観と合っているか
タレント選びで最も重要なのは、イベントの目的や世界観と、そのタレント自身のイメージが合っているかどうかです。
なぜなら、目的や世界観に合ったタレントを起用することで、イベント全体に一貫性が生まれ、参加者に伝えたいメッセージがしっかり届くからです。
たとえば、高級感を打ち出したいイベントに、親しみやすさが売りの芸人を起用すると、ブランドイメージが伝わりにくくなる可能性があります。
逆に、イベントのコンセプトにぴったり合うタレントを選べば、イベント全体の印象が強まり、参加者の記憶にも残りやすくなります。ブランドへの理解も深まり、価値の向上にもつながるでしょう。
このように、タレントとイベントのイメージが合っていれば、参加者にコンセプトが違和感なく伝わります。その結果、イベントへの期待感や信頼感が高まり、成功につながるのです。
集めたい客層とファン層は一致しているか
タレントを選ぶときには、集めたい客層とそのタレントのファン層が一致しているかを確認することが重要です。ターゲットとファン層が合っていれば、そのタレントが出演するだけで「会ってみたい」と思う人が増え、自然に集客につながります。
たとえば、20代女性向けのイベントなら、20代女性から人気のあるモデルや俳優を起用することで、参加意欲が高まり、集客の効果も大きくなります。わざわざ大規模な広告を打たなくても、タレント本人の告知だけで十分に人を集められる場合もあるでしょう。
一方、ターゲットとファン層が合っていないと、いくら話題性のあるタレントでも響かず、期待した効果は得られません。つまり、ターゲットとファン層の一致は、集客効率を高めるだけでなく、イベント全体の成果を左右する重要なカギなのです。
タレントを起用したイベント企画のアイデア

タレントを起用したイベントで、実際に活用できる企画アイデアを2つ紹介します。
- ・トークショーと参加者の体験会
- ・来場者限定の記念撮影会
それぞれ説明します。
トークショーと参加者の体験会
タレントをゲストに招いてのトークショーは、イベントに華やかさを加え、集客力を高める効果があります。タレントが出演することで、「直接見てみたい」「話を聞きたい」と思う人が増え、通常のイベント以上に人を呼び込むことが可能です。
たとえば、新商品の発表イベントでは、タレントが実際に商品を使った感想や、普段のライフスタイルに絡めたエピソードを話してもらうことで、商品の魅力がより具体的に伝わります。
さらに、トークショーの後に参加者が商品を体験できる時間を設ければ、より深く商品を理解し、高い満足感が生まれます。この特別な体験が、商品への関心を深め、購入意欲を高めるのです。
来場者限定の記念撮影会
タレントを起用して来場者限定の記念撮影会を行うことは、イベント成功のための効果的な方法です。
参加者にとって、憧れのタレントと一緒に写真を撮れる機会は大きな魅力です。そのため、この撮影会を目当てにイベントへ足を運ぶ人も多く、集客力を高める効果があります。撮影した写真は特別な思い出になるだけでなく、SNS投稿のネタにもなり、結果としてイベントやブランドの認知拡大にもつながります。
さらに、ブランドロゴ入りの背景パネルやフォトスポットを設置すれば、ブランドの世界観を演出でき、写真にロゴが写り込むことでSNS上での認知も広がります。
ただし、撮影会をスムーズに進行するためには、並び方や撮影ポーズの指示、時間管理など運営面での配慮も欠かせません。
このように、記念撮影会は集客を後押ししつつ、参加者に特別な体験を提供できる強力な施策です。
有名人のキャスティングについて、もっと詳しく知りたい方は「イベントの話題性を高める!有名人をキャスティングできる場面や費用相場について解説」もあわせてご覧下さい。
イベントのキャスティングは「クロスアイ」へ!
集客イベントを成功させるために、タレントやインフルエンサーの起用を検討している方は、ぜひ「株式会社クロスアイ」にご相談ください。
クロスアイは年間2,000件以上のキャスティング実績を誇り、「日本一芸能に詳しい会社」として多くの企業イベントやプロモーションを支援しています。豊富なノウハウとネットワークを活かし、イベントの目的やターゲットに合わせて最適なタレントをご提案可能です。
また、タレント選定だけでなく、出演交渉や契約、当日の運営調整まで一貫してサポートしており、初めての方でも安心してイベントキャスティングを進められます。
「イベントをもっと盛り上げたい」「話題性を高めてブランド認知を広げたい」とお考えの方は、ぜひクロスアイへお問い合わせください。
まとめ
集客イベントを成功させるためには、タレントやインフルエンサーの起用が効果的です。企業のPRイベントや地域の催し、キャンペーンなど、有名人をキャスティングできる場面はさまざまあります。
有名人を起用することで、イベントに華やかさが加わるだけでなく、話題性が高まり、ブランドへの信頼感や認知度アップにもつながります。
とはいえ、タレント選びや出演交渉、契約には専門的な知識や経験が必要になることも少なくありません。
そんなときは、実績豊富なクロスアイにご相談ください。年間2,000件以上のキャスティング実績を活かし、イベントの目的やターゲットに合わせて、最適なタレントやインフルエンサーを提案いたします。
「イベントをもっと盛り上げたい」「ブランド認知を広げたい」とお考えの方は、株式会社クロスアイまでぜひお問い合わせください。